北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

さようなら原発集会&デモにて

2012年02月11日 | 日記
代々木公園に集まったのは12,000人。主催者の予想を超える結集だったかも。労働組合の旗が林立していたという印象です。呼びかけ人をはじめ、登壇者の発言はどれもなかなかよいものでした。大飯3・4号機の再稼働攻撃が、反原発闘争の“第2ウェーブ”をもたらしていることが体感できました。しかし、やっぱりデモはNAZENです!独壇場と言ってもいいですね。
本集会の前段で、脱原発地方議員連盟などが独自集会をやっていました。この議員たちが何をしているかというと、地方自治体の電力契約を9電力会社から丸紅などがやっている売電会社に切り替えるよう、一般競争入札を導入して求める議会活動です。これは「電力自由化」論でしょう。この論理が何をもたらしたかと言えば、アメリカにおける大規模停電をあげるだけで十分です。民営化・規制緩和・非正規化の最先端を行く論理であり、それを「脱原発」の名の下に主張するなど、よくも恥ずかしくないもんだ!しかも、一般競争入札でやれという「行政改革」論=行政のムダの排除論まで援用するのですから、もうどうしようもない!こんなのが平然といるから、大阪・橋下反革命のようなものが跋扈するのです。