北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

58年目のビキニデー集会

2012年02月19日 | 日記
3・1ビキニデー58周年集会が千駄ヶ谷区民館で開催され、220の人々の参集で大成功しました。第五福竜丸元乗組員・大石又七さんと岐阜環境医学研究所・松井英介医師の講演をふたつの柱にし、職場で被曝労働とストライキで闘う国鉄水戸動力車労働組合・木村書記長と青森で反核燃闘争・大間原発建設阻止闘争を闘う中道さんの特別報告と、たっぷり3時間以上のてんこ盛り企画です。
私はあいかわらず裏方で動きまわっているので、集会での講演・発言に集中することはなかなかできません。したがって「報告」にならないのが申しわけないのですが。今年のビキニデー集会は「3・11」以後初めてのものであり、例年と異なるいくつかの特徴がありました。最大の特徴はまったく新たな参加者が多数あり、その人たちの参加で例年の倍近い結集が実現されたことです。そしてそれと比例関係にあることなのでしょうが、集会妨害に現われた公安警察の人員は80人(私たちに見えているだけで)!3・11以後1年経った反原発運動の底強いうねりの発現は、明らかに国家権力を追いつめています。しかもこうした動きに警察権力の威圧を加えようにも、どうにもならないってことです。また、大石×松井講演によって、事の本質は政府・電力資本・御用学者が必死になって否定しようとしている内部被曝問題にあること、これが明確にされました。ビキニデー集会の今日的意義が遺憾なく明らかになったのです。


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