福島第1原発事故による放射性プルーム(放射性雲)の拡散状況を、原子力規制委員会が再調査すると発表しています。これまでは放射性物質拡散予測システム(SPEEDI)を使って、コンピュータによる図上計算で推定していました。ところが、各自治体が大気汚染監視のために設置していた観測装置のフィルターの濾紙から、セシウムが検出されたというのです。その濾紙が1時間ごとに交換される仕組みになっていることから、時間単位で実際の放射性プルームの動きを確定できるといいます。
しかしこの報道、これまで発表されてきた放射性プルームの拡散状況とは、まったく異なる実態がある可能性が大だということを示してもいます。ホットスポット調査の不十分さといい、この問題といい、東京の被曝についてますます突っ込んでいく必要性が浮かび上がってきています。
堂々たる積乱雲。
しかしこの報道、これまで発表されてきた放射性プルームの拡散状況とは、まったく異なる実態がある可能性が大だということを示してもいます。ホットスポット調査の不十分さといい、この問題といい、東京の被曝についてますます突っ込んでいく必要性が浮かび上がってきています。
堂々たる積乱雲。