11・7日比谷1万人労働者大集会&1万人銀座デモの組織化の最終局面ですが、杉並を出て霞ヶ関まで行ってきました。三里塚現闘本部裁判控訴審の期日にあたり、東京高裁・井上裁判長に対して実地検証と証人採用を要求する裁判所包囲デモに参加しました。TPP問題を考えるにつけ、三里塚闘争の階級的意義はますます高まっています。「わずか1.5%のために残りの98.5%が犠牲になっていいのか!」と言い放つ前原外務相の暴言を、その発想の根源から打倒しなければなりません。私たちはその5%の声をこそ大切にしなければならないのです。また、「食糧安保のために自給率をupさせなければならない」という論にも与しません。それは帝国主義の国益論そのものだからです。農民はただただ大地と対話しながら農作物をつくる…これだけです。労農連帯を内在化したプロレタリア革命に勝利してこそ、その闘いのなかから社会的生産としての農業が新たに生み出されていくはずです。
前日の三里塚反対同盟と民主労総の交流会は大盛会だったそうで、11・6-7集会への大きな弾みがついたようです。
東京高裁包囲デモに出発する直前に編集工房・朔の三角忠さんと。