北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

アメリカ中間選挙

2010年11月02日 | 日記
アメリカ中間選挙が始まりました。「民主党大敗」が大方の予想だそうですが、この事態が生み出す情勢はきわめて重大なものだと思います。アメリカ帝国主義が労働者人民に向けて最後に振りまいた「オバマ幻想」は、その一片も残さずに粉々に散ってしまいました。そして共和党が議会で主導権を握っていく事態は、新自由主義の破綻=資本主義の終焉を再び労働者人民に突き出すことになるでしょう。民主党vs共和党的なアメリカン・デモクラシーの限界、真の労働者階級の党が必要であることがますます明瞭になります。いま現在、投票行動という形でオバマを見限って共和党を支持しようとしている中産諸階層人民は、結局は戦争と大失業をみずからにもたらす政治を選択せざるをえないジレンマに縛りつけられます。そしてその選択からさえも排除される(投票すべき政党・候補者がいない!)労働者人民の怒りは、いまや革命を求めて爆発するしかありません。アメリカの階級闘争-国際階級闘争の情勢はいよいよ煮つまってきましたし、11・7労働者集会の階級的意義もますます鮮明になっています。