リボ畑 ~お気楽極楽生活~

リボとはウチの愛猫の名。
田舎に移住しリボの額ほどの畑で農業
そして自然と戯れるお気楽主夫の日常

’09ツールドちば 出場

2009-10-13 21:11:52 | 自転車
ツールドちば3日目。

自転車のツーリング大会初出場です。

早朝からいい天気、朝焼けがきれいでさわやかだ。

嫁の運転でスタート会場である千倉潮風王国へ。

輪行袋から自転車を出し組み立てていく。

だんだん気分も高揚していき楽しみな気持ちで自然に笑顔が出てくる。

会場には出場者がじょじょに集まってきて気が付くとえらい人数に!

本日の出場者は1100人くらいということ。

時速25㌔・20㌔・15㌔と事前申請でグループ別けして早いグループから、

1グループ50人で順々にスタートしていく。

7時半スタートのはずが当然後ろのグループはかなり待たされることになる。

俺は初大会なのでどんなものかわからず20㌔で申請したけど、

待ってられなくて25㌔グループに移動してスタートした。

一般道を一列になってのツーリング。常に人の背中を見ながらの走行。

でもワクワク!

一人で長距離走行だと途中で飽きてしまうけど人と一緒だと何となく心強いし、

負けられない!なんて頑張る気にもなれる。

鴨川までは道はフラットで海岸沿いの風景は気持ちいい。

この辺まではマイサイクリングコースなので気分的にも楽だったが…

鴨川から亀山湖までの山越えはかなりつらかった。

カヤック積んで車では来たことが数回あるが、車でも遠いし峠もなかなかのものだし…

まさか自転車で駆け上がっていくとは思いもよらなかった。

涼しくさわやかな秋なのに上り坂は汗が滝のように流れる。

逆に下り坂はス~っと汗が引いていき肌寒い。

亀山湖で2回目のAS(エイドステーション)。バナナや飲み物などでホッと一息。

そしてさらに激しいアップダウン。

そんな中、途中途中で立ってる監視員の方の、

「ここから下り坂だから頑張れ」「もうじき弁当だよ~」という声が力になった。

大多喜で昼食。疲れでどんな場所だったかよくわかんなかったがグランドがあり、

広々していてのんびりできた。

大会の特別弁当。

大きな野菜の煮物が名前の通りゴロゴロ入っていてヤケに美味かった!

しかしまだ全行程の半分。と云っても67㌔も走ってきたって嘘みたい。

今までの自分の記録だって40㌔くらいだったので…

ここから後半戦!道もフラットになって楽に走れるはず。

と思ったが太ももと膝に疲労が溜まってきた。

それを気分的に吹き飛ばしてくれたのが第5ASだった。

睦沢中学校が休憩エリアとして提供してくれたのだが、

学生さんの声援、そして和太鼓の演奏などで選手をお出迎えしてくれた。

そして出発のとき「頑張ってください!」「頑張ってください!」と

列になり生徒さん達がハイタッチをしてくれて心の通った応援に感動した。


後半、いよいよゴールに向けて頑張るぞ!という気分のはずが…

ケツが痛い!

長距離、長時間小さなサドルに自重で押しつけられていたケツがとうとう悲鳴を上げたのだ。

それからというもの、頭の中は「ケツ痛!ケツ痛!ケツ痛!」景色どころではない。

ちょっとの段差でも「アゥ!…」太ももの疲労など忘れる程の痛み。

それでも沿道の方々の応援、子供たちの声援でなんとか頑張れた。


そろそろゴール地点の蓮沼海浜公園かな?と意識し始めると身体の疲労が出始めた。

最後の20㌔はとにかくツラかった。峠の何十倍もツラかった。

もうやめたい…でもゴールまで行かなきゃやめられない!

ペダルをこぎ続ければ前へ進む!そうすれば目の前にゴールがっ!

そう信じてひたすらペダルをこぎ続ける。

ゴールに入る最終コーナー

監視員さんの「もうすぐゴールだよ!」

という声にウルッときてしまった。

ゴールの瞬間は感無量!!!という感じ。

スポーツなどをして感動した記憶や、やり遂げ感を感じたことなかったけど、

こうゆうものか~と自分なりに納得。

レース終了後は鰯のつみれ汁のサービス。身体に染みわたる美味さ、最高。

そして足湯のサービス。これが意外に気持ち良く、

その後靴を履くと血行がよくなり足のむくみがなくなった感じ。

ぞくぞくとみんなゴールイン。


早朝から長くつらかったけど、それ以上にスカッとして楽しい一日でした。




 


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