リボ畑 ~お気楽極楽生活~

リボとはウチの愛猫の名。
田舎に移住しリボの額ほどの畑で農業
そして自然と戯れるお気楽主夫の日常

風前のともしびのミツバチ

2013-04-05 11:43:47 | 養蜂
2日続いた嵐が開け、何気なくハチを見に行くと、

入口付近に大量にミツバチの死骸!!

その他にも苦しそうにもがいてるモノ、ケツから黄色い糞を垂れ流すモノ…

まさに惨状。

大急ぎでハチ師匠にTEL。

2人で内検してみると、巣の底にも大量の死骸。

「こりゃあ農薬にやられたんじゃないかな?」

師匠が云うには、今の時期梨の花が咲くのと同時に農薬散布するらしい。

ただ、おかしなことに巣の中に蜜が一滴も残っていない。

おまけに女王も見当たらない。

初めはかなりの群だったのが、今では100匹くらいしかいない感じ。

盗蜜された???

みんな飢餓状態かもと思い砂糖水を巣の前においてやると、思った通りたかってきた。

女王は盗蜜時に殺される事もあると本で読んだ事がある。

師匠が、もう少ししたら何かが生まれるから、そしたらそれを入れてみよう…

と云っていたが、何の事やらさっぱり…

とにかく、女王がいないけど生き残ったハチを元気にさせねば!

箱を交換して、箱の中に砂糖水を入れ、入口を狭くして様子を見る事に。



その日の夕方、巣の外の砂糖水をまだ飲んでるミツバチ3匹発見。

こんな時間までいるのはおかしいと思い、ずっと観察してると、

飲み終わった3匹はそろって山の向こうへ消えて行った…

やっぱ盗蜜犯じゃね~か!!!

箱前の砂糖水は即撤去。

西洋ミツバチ同志の盗蜜でした。

ここから復活できるのか?諦め半分で見守ります…



盗蜜とは、強いミツバチのグループが弱いミツバチの巣を襲撃、蜜の略奪・ハチの殺害をする事である。

ひどい時は、全滅するまで何回もやってくる。

まるでヤクザなのだ。




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