グランドピアノへの道？

服装バトルでも書いたように、オットは
服は超安物ばかりで、それをボロボロになるまで着ます。
スーパーで今夜何が食べたい？って聞くと、おつとめ品の魚か肉を探してきて、「これで何かできない？」と言います。

でも、単にケチというわけではないんです。

今も英会話スクールに二つ掛け持ちで通ったり、本や学会誌にもかなりのお金を使っています。
またそういう自分への投資の意味合いが全くなくても、全然実用的でなくても、魅力を感じると買ってしまうこともあります。

今乗ってる車がそうでした。
ちょっと家族では乗らなさそうなスポーツタイプの真っ赤なのを持っています（決して高級車ではありません）。
しかも、滅多に乗らないのに、いつもピカピカにしています。それも洗車専門店で磨いてもらってるのです。

私はそれとは別に小さい車を持っているのですが、オットはどこかへ出かける時は私の車を使います。
私が使う時間と重なると、スケジュールをなんとかしたり、自転車を使ったりするんです。
それで、以前、なぜ自分の車を使わないのかって聞いたことがありました。オットは、

「あれは飾りだ」

って平然と言うんです。
その時は唖然として、何も言えませんでした。
が、後日こんなふうに言ってみました。

「ねえねえ。オットーの車が飾りならさぁ、私もグランドピアノ買ってもいいよね。車と同じくらいの値段で一生の趣味に使えるんだしさ。」

オット、珍しく言葉に詰まっていました。
これはイケると感じました。
まあ、スペースの問題などあり、当分無理ですケド…。
それと、それまで電子ピアノで我慢するか、アップライトを買っちゃうか、というのも悩ましいところです。


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