「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

(MLB)アスレチックス冨岡聖平が初の3A昇格<2023年8月

2023-08-18 16:31:46 | MBL & プロ野球

アスレチックス冨岡聖平が初の3A昇格 NPB経験ない右腕がメジャー昇格へあと1歩に迫る
[2023年8月14日13時44分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202308140000523.html

日本では全く無名の選手で大学卒業後、社会人野球でプレーしていましたが、2019年11月にアスレチックスの入団テスト(投手限定)を受けて合格して、アスレチックスと契約して入団4年目で初めて3Aに昇格したという、レアケースです。
メジャーの貧乏球団の選手発掘方法としては、案外いいかもしれません。

アスレチックスはチーム再建中の超オンボロ球団です。
今回、冨岡聖平投手が昇格する3Aのラスベガスは、アスレチックスより人気のある珍しい3Aチームです。上手く行ったらめっけもの的にアスレチックスが契約した訳ですが、これからどうなるか?

アスレチックスは、超オンボロですから3Aで好投すればメジャー昇格のチャンスはあると思います。
「今季は2Aで29試合に登板し、2勝0敗2セーブ、防御率3・02、44回2/3で53奪三振(奪三振率10・68)」ですから3Aで似たぐらい好投出来れば、中継ぎならメジャーでもやれそうです。
頑張って欲しいですね。上手いことロースター枠に入れれば、待遇もグン!とアップします。ロースター枠は40人で、ここに入れるかどうかが勝負の分かれ目です。ロースター枠にはいると、メジャー・チームで中継ぎが足りなくなるとすぐ昇格できます。出来が悪いと、すぐ降格しますけれど・・・ボーダーラインの選手は、上がったり下がったりを繰り返してメジャーリーガーになれる選手はメジャーに定着します。

2023.07.15
西田陸浮のMLBドラフト指名に東北高校時代の恩師は「野球でアメリカに行くと言っていたら止めていた」
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/mlb/2023/07/15/mlb_2/

今年は、現日本ハムの加藤豪将選手以来、10年ぶりに西田陸浮がMLBドラフト指名されました。
ホワイトソックスの11巡目指名ですから、それほど期待度が高いとは言えませんが、取り敢えずメジャーへの扉は開かれました。これから努力して成功するのかしないのかは、分かりません。かなり能力が高かった加藤豪将選手でもメジャー定着は出来ませんでした。

身長168センチと小柄で2塁の守備と俊足好打を評価されての使命です。特に盗塁の部分の評価が高いのではないかと思います。

メジャーの一流選手で体のサイズが似ているのは、ホセ・アルトゥーベ選手です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%BB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%99

小さな体で2塁打やホームランも打てる強打のアベレージヒッターです。首位打者3回。

だから体のサイズの問題ではなく、野球の才能の問題です。プロ野球でも若松勉が同じ身長です。168cm。
生涯打率319、首位打者2回の名選手です。

そうなれるのかどうかは、今後を見なければわかりません。でも若松勉さんやアルトゥーベ選手を見れば、体のサイズではなく野球の才能の問題だと分かります。

体が小さくても野球の才能に恵まれた選手はいると思います。そんな選手が評価されにくい環境があります。西田陸浮に野球の才能があれば、メジャーリーガーになれる可能性は、十分あります。

頑張ってほしいですね。この選手も日本では無名で高校卒業後アメリカの大学に留学してMLBドラフト指名されたレア・ケースです。むしろ、高校で日本のドラフト指名に漏れた選手は、アメリカに留学してMLBドラフト指名を狙った方が、いいかもしれません。
2016.10.31
こんなに違う日米のドラフト制度。
日本は狭き門でも入ればチャンス
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/mlb/2016/10/31/___split_10/

日本116人、アメリカ1215人。
日米ともドラフト指名を受けないとプロになれません。
指名人数の圧倒的に多いMLBドラフトの方が指名されやすいです。
当然、入団後の競争は厳しです。でもメジャーに昇格したければ、それは当然のことです。才能がある選手は、MLBドラフトで指名された方が有利です。メジャーには30球団あります。日本は12球団で1軍(メジャー)に昇格できる人数は、メジャーの方が圧倒的に多いです。

高校3年の時にアメリカに留学してしまうとかね?
高校野球や甲子園に価値を見出さなければ、もっとプロになる道が広がると思います。
甲子園を目指すよりアメリカに野球留学してそのまま大学に進学した方が、圧倒的にMLBドラフトで指名される確率が高いとすれば、プロになりたければそうするべきだと思います。

日本の1軍でもメジャーでも昇格したければ競争があるのは同じです。メジャーの方が競争は激しいですけれど得られる収入は、比較にならない程メジャーの方が巨額です。

メジャーでFA資格を持つ一流の先発投手の年棒は今、40億円~50億円です。日本の10倍でしょう?
4~5億円より40億円~50億円の方が、いいに決まっています。

「メジャーリーガーの最低保障年俸は57万5000ドル(約6700万円)から70万ドル(約8200万円)、さらに2026年までに78万ドル(約9100万円)に引き上げられます」

ダルビッシュ、6年142億円で契約延長 今季総額39億円は大谷翔平に並ぶ“日本人最高額”
ダルビッシュ 2023.02.10
https://full-count.jp/2023/02/10/post1336007/

最低年棒は安いとされていますが、日本のプロ野球の初めのころの年棒など馬鹿らしくなるでしょう?
ダルビッシュまで行くと、40億円の長期契約ですよ!
凄いでしょう!

メッツ千賀滉大の契約内容判明 年俸は19・6億円、サイ・ヤング賞絡めば上積みも AP報道
[2022年12月19日14時44分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202212190000689.html

これなんか破格に安いです。
もし千賀滉大がメジャーで3年30勝の実績があれば軽く30億円くらいに跳ね上がります。

日本からポステイングシステムを利用してメジャーに行くと金銭的には大きくロスしています。それなら、最初からMLBドラフトを目指した方が、ずっと有利だと言うことです。あくまでメジャーに昇格できる野球の才能があることが前提の話ですが・・・



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