有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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低山の小さな花

2023年05月23日 | 山野草
低山へ小さな花を撮りに行くと、サワガニ(沢蟹)がお出迎え。 

目的の花はこれ、シロバナクサナギオゴケ(白花草薙尾苔)。 

キョウチクトウ科カモメヅル属の多年草で関東、東海、近畿地方、四国に分布する日本固有種。
環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)、愛知では準絶滅危惧(NT)に指定。

花の直径は6~9mm。 

花は普通柴褐色ですが愛知では殆ど白花で、柴褐色の花は僅かしか見られません。
白花と言っても真っ白ではなく淡緑~淡黄緑色、今回は何故か緑が濃く撮れてしまってます。

逆光で撮ると黄色が強く出ます。 

茎の上部が蔓状に細く伸びるので、僅かな風でも揺れて撮り難い花。 

黒背景で。 

柴褐色の花の方が少し遅く咲くので、この日は蕾しか見られませんでした。
週末にもう一度撮りに行かなければ。

次はかなり小さな花、ヒメヨツバムグラ(姫四葉葎)。 

アカネ科ヨツバムグラ属の多年草で本州~九州に分布。 

花はこの大きさです。(直径約1mm) 

続いて同科同属のヨツバムグラ(四葉葎)、↑より葉の幅が広く花がかたまって咲きます。 

アカネ科ヤエムグラ属の多年草で、こちらは北海道~九州に分布。
花の直径はヒメヨツバムグラとほぼ同じ1~2mm。

次はコナスビ(小茄子)、急に花が大型に。(^^;) 

サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で全国に分布。 

もう一つ小さな花を。
ハナイバナ(葉内花)、ムラサキ科ハナイバナ属の1・2年草で全国に分布。
対照君と撮ったのがピンボケで使えず、花の直径は2~3mm。
花は小さいですが、最近覚えたので良く見付けられるようになりました。(^^)

林道に不自然な穴を発見、ちょっと分かり難いですが、これ猪が掘ったのでは無いような。
でもここに盗掘するような物も無かったような・・・って盗掘と決まった訳では有りませんけど。


低山の小さな花撮りでした。
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