有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

水の染み出る斜面に

2023年06月30日 | 山野草
山裾の道路脇、水が滲み出る斜面に湿地性の花が咲きます。
とは言え何時もの湿原のように多くの種類は無く、ほんの2~3種類。
現地で最初に目に入ったのは湿地性ではないネジバナ(捩花)でした。

一応ラン科ですがランの一種だと知ってる人は少ないかと?

こちらは湿った所を好む植物、コケオトギリ(苔弟切)かヒメオトギリ(姫弟切)さてどっち?(^^;) 

どちらもオトギリソウ科オトギリソウ属ですが・・・。
図鑑に依りコケオトギリは多年と一年草に分かれ、ヒメオトギリは一年草+時々多年草の表記が。

分布もコケオトギリは全国と北海道~九州、ヒメは全国と千葉以西~九州との記載の違いが。(>_<) 

コケとヒメの見分けは雄蕊の数と苞葉の形。
雄蕊はコケの方が少なく5~10本(5~20の記載も)、ヒメは10~20本(5~30の記載も)。
苞葉はコケは葉(広卵形)と同形、ヒメは葉(広卵形)と違い披針形、これはどの図鑑も共通でした。
今回は花しか撮ってなくしかも雄蕊が数えられず、苞葉も↓にしか写っておらず。
↓の画像からヒメではないかと?再度取り直しに行かなくてはいけませんね。(^^;)

期待していた湿地性のコモウセンゴケ(小毛氈苔)はまだ咲いてませんでした。
やはり再訪しなければいけない事に。
もう一つの湿生植物はヌマトラノオ(沼虎の尾)。

サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で本州~九州に分布。 

コケ?ヒメ?オトギリとコモウセンゴケが目当てでしたが、行くのが早過ぎました。
斜面に居たオオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)。

シオカラトンボとの違いは複眼が黒い、腹部先端の黒い部分が僅かしかない事で区別できます。 

ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)も居ました。 

シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科、前翅長15~24mm、本州~沖縄に分布。 

シジミチョウの中では大型の部類。 

別の場所で撮ったママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)。 

タデ科イヌタデ属の1年草で全国に分布。 

タデ科イヌタデ属の花は殆ど同じで見分けが付きません、葉が△なのがママコノシリヌグイ。 

この棘で尻を・・・って何故こんな名前を付けたのでしょう?(;^ω^) 

川の岸辺に咲いていたヤブミョウガ(藪茗荷)。 

ツユクサ科ヤブミョウガ属の多年草で関東以西~九州に分布。 

予定の花が咲いてなかったのと、種類がはっきりしないのでまた行かなければ。
しかもコモウセンゴケは晴れた午前中にしか開花しません。
土曜は天気が悪そう、日、月は晴れの予報ですが午前中は実家に行かなければ・・・。
なんとか都合を付けて再訪したいです。
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巣作りするコゲラ

2023年06月29日 | 
山麓に花の様子を見に行くも殆ど何も見られず。
ところがまだ6月だと言うのにアキノタムラソウ(秋の田村草)が。

2株だけ咲いてましたが、他でももう咲き出してるのかなぁ? 

シソ科アキギリ属の多年草で本州~沖縄に分布。
まだ梅雨も明けないのに早くも「秋」の名が付く花が見られました。

桜の木の枝に鳥を見付けます、逆光で影絵状態で誰なのか分かりません。 

キビタキ(黄鶲)も現れました、また逆光になりそうだったので事前に露出補正を+にしてました。 


こちらは別の個体、逆光ではなかったのにキビタキがこちらを向いてくれず。(T_T) 


飛び出し寸前の横顔がなんとか。

薄暗い所に居たムラサキシジミ(紫小灰蝶)。 

SSが上がらないので仕方なくフラッシュで。
↑と同じ個体ですが翅を開いたところは撮れず。

撮れ高が少ないなぁと思っていたら、近くでコツコツと木を突く音。
辺りを見回すと居ました、枯れ木にコゲラ(小啄木鳥)発見。

巣作りをしてるところでした。 

木の中を突いて出た木屑を嘴で咥えて投げ出してます。
 

入り口は小さいですが中は体がすっぽり入ってしまう程になってます。 

木屑を咥え 

放り投げます。 

立ち位置を変え後ろに回って。 

撮った時は気付きませんでしたが頭に赤いリボンが。 


リボンが小さくて分かり難いです。 

頭の部分を拡大してみました。
矢印の部分に赤い羽毛が、側面だけでなく僅かですけど後頭部にも見えてます。
載せてませんが反対側の側頭部にも、リボンのように一部だけかと思ってましたが、もしかして頭部一周に赤い羽毛が有るのかも?

動画です、木屑を放り投げるところを狙ってたのですが撮れませんでした。 

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薄暗く蒸し暑い樹林下で

2023年06月28日 | 山野草
ここのところ雨は降りませんが蒸し暑い日が続いています、5日連続で湿度90%超え。(>_<)
そんな梅雨の蒸し暑い季節にこの花が咲きます。

タシロラン(田代蘭)。
薄暗い樹林の腐葉土に生え、ギンリョウソウよりも不気味な立ち姿。

ラン科トラキチラン属の腐生植物(菌従属性)で関東以西~沖縄に分布。 

名の由来は発見者の名前(田代善太郎氏)から。

 実は先週も様子を見に行ったのですが全く出てませんでした。
一週間でニョキニョキと、それでもまだ出始めで例年より数が少なかったです。

唇弁に赤紫の斑点が有ります。 

環境省、愛知県共に準絶滅危惧(NT)に指定。 

花序は最初垂れ下がっています。 

花は下から咲き上がり徐々に立ち上がります。 

花は下を向き、平開しないので中が撮り難い。 

なるべく開いた横向きのを探さないといけません。 

最初の画像のように直立してしまうと花の中を撮るのは困難に。 

今回はまだ咲き始めだったのでなんとか花の中が撮れてます。 

湿度の高いこの時期に、薄暗い湿った所で花を撮ってると直ぐに虫や藪蚊が寄って来ます。
腰に蚊取り線香をぶら下げて撮ってます、この時期蚊取り線香は必需品。

立ち上がったタシロランを下から、これを撮るのにかなり苦労しました。(^^;)
カメラは完全に地面に着いていて、バリアングルモニターならではの構図です。
※このタシロランの背丈が約20cm、対してカメラの高さが約11cm。

蒸し暑い中、タシロランを撮るだけで汗だくになりました。
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目新しい花が撮れないので

2023年06月27日 | 生き物
この時期の花をあまり知らないので花が撮れず、仕方ないので蝶などを。(^^;) 
吸水かミネラル補給中のアオスジアゲハ(青筋揚羽)。

アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科、前翅長32~45mm、本州~沖縄に分布。 

モンキアゲハ(紋黄揚羽)。
アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科、前翅長50~75mm、本種~沖縄に分布。

ヒメウラナミジャノメ(姫裏浪蛇の目)。 

タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科、前翅長18~24mm、北海道~九州に分布。 

ベニシジミ(紅小灰蝶)。
シジミチョウ科シジミチョウ亜科、前翅長13~19mm、北海道~九州に分布。

モンシロチョウ(紋白蝶)。 

シロチョウ科シロチョウ亜科、前翅長20~30mm、北海道~沖縄に分布。 

珍しい蝶はなかなか見られないですね、何処にでもいる蝶しか撮れません。
モンシロチョウと言ってもかなり黄色が入ってます。

2頭ともモンシロチョウですが、色がかなり違います。 

飛んでるところを狙って・・・ 

でも飛んでるのは難しい。 

再びヒメウラナミジャノメ。
後翅の目玉模様が5個有りますが、4個のヒメが付かないウラナミジャノメを見てみたいです。

さて蝶とは全く違う画像、嫌いな方は御免なさい。
栗の花が沢山落ちてる所に居たので最初気付きませんでした。(^^;)

何蛇だろうか?その場では分からず調べてみました、どうやらシマヘビ(縞蛇)の幼体?のようで。
近付いても身動きしないので変だな?と思ったらお亡くなりになってました。

ツバメシジミ(燕小灰蝶)。 

シジミチョウ科シジミチョウ亜科、前翅長9~19mm、北海道~九州に分布。
翅裏は白いのに翅表は黒、どんな意味が有るのでしょう?

最後はど定番のヤマトシジミ(大和小灰蝶)。
シジミチョウ科シジミチョウ亜科、前翅長9~16mm、本州~南西諸島に分布。

なかなか樹上を棲み処とするシジミチョウ(ゼフィルス)が見られません。
食草を知らないと見られないようです、少し勉強しないといけません。(>_<)
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大雨が残したもの

2023年06月25日 | 山野草
山の麓に花を撮りに行ったら、今月初めの大雨の爪痕が残っていました。
小さな沢から流れ出た土砂で害獣除け柵が潰されています。
シロバナイナモリソウ(白花稲森草)が有ったのが白い円の中、数株を残して埋もれてしまいました。
僅かに残ってましたが、柵を直そうとすれば壊滅してしまいそう。(>_<)

他にも害獣除け柵が倒れた所が。 

そして丸木橋が掛かっていた沢は様相が一変してました。
4m程の沢と少し離れた1m程の小さな流れが有ったのですが、合体してしまったようです。
水色の線が元有った丸木橋の位置。

目的の花シロバナイナモリソウが壊滅状態で撮れず、ここには他にコクラン(黒蘭)しか有りません。 

前回載せたばかりですが今回も。(^^;) 

他に花が無い事も有りますが、今回の方が良い感じに撮れた・・・かな?(^^ゞ 

何度見ても変な形、でもクモキリソウ属は皆こんな感じかな。 

山から田圃へミゾカクシ(溝隠)しを撮りに。 

キキョウ科ミゾカクシ属の多年草で、全国の湿地や水田に分布。 

雄性先熟で花の左の黒い部分が葯筒(花粉が入っている)。
その先端の嘴のような部分を押すと花粉が出て、その後雌性期に入り雌蕊が突き出て来ます。

マクロで撮ったのは雄性期の花でしたが、最初の画像の左二つが雌性期の花。

季節外れ?のユキノシタ(雪の下)、木の下の更に草の下の陰でひっそり咲いてました。 

ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草で本州~九州に分布。 

赤い斑点が薄い雪の下でした。

 それにしても花が少ないので困ってます。 

この時期に咲く花をなんとか見付けなければ。
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何時もの湿原の見回り

2023年06月23日 | 山野草
花の少ないこの時期、何時もの湿原に新しい花が咲いてないかと偵察に。
エゴの木にエゴノネコアシアブラムシの虫穎、本当に猫の足の裏みたいですね。

↓の一番右のは穴が開いてます、幼虫が出た跡なのか、それとも幼虫が食べられた跡なのか?(^^;) 

カザグルマ(風車)の種子。 

まだ羽毛が完全に開いてません。これが風に乗って飛んで行くようです。
こんなに沢山の種なのに増えず、絶滅危惧種に指定されてるのは何故?

シオデ(牛尾菜)の花。
サルトリイバラ科(APG分類)シオデ属の蔓性多年草で北海道~九州に分布。

雌雄異株で↑と↓は同じ株に咲いていた雌株の雌花。 

トウカイコモウセンゴケ(東海小毛氈苔)。 

晴れた日の午前中に開花し、午後には花を閉じてしまいます。 

この日の午前中は良く晴れていたので沢山咲いてました。
モウセンゴケ科モウセンゴケ属の多年草食虫植物で、北陸、東海以西~九州に分布する日本固

水の反射を入れて。 


花の白いのはモウセンゴケ(毛氈苔)。


これもモウセンゴケ科モウセンゴケ属の多年草食虫植物で北海道~九州に分布。 

コクラン(黒蘭)が咲き始めてました。

ラン科クモキリソウ属の多年草で茨木以南~九州に分布。 

常緑樹林内に自生するので、この時期あまり入りたくないです。(藪蚊が多い)
更に常緑樹林内は薄暗いので撮り難い、偶々日が当たってたのクッキリ撮れました。

咲き始めのオオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草)、別名ノヤマトンボ(野山蜻蛉)。 

ラン科ツレサギソウ属の多年草で本州~九州に分布。(ちょっと白飛びしてしまいました) 

笹の中に咲いてるので全体が撮れず。 

私的には花の少ないこの時期、まだ見ぬ花があちこちで咲いてるようです。
少し新たな花の場所を開拓しないといけません。
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赤いギンリョウソウの群生

2023年06月22日 | 山野草
昨年、低山を登っている知人が見付けた赤いギンリョウソウ(銀竜草)を見に行きました。
それは標高約480m付近に有ります、登り始めが270mなので210m程の登り。
最近殆ど山に登らなくなったので、たった210mの登りで青息吐息桃色吐息。
目的地に着いても息が上がって直ぐに撮る事が出来ませんでした。(^^;)
前置きはこれくらいにして、そこに咲いてたギンリョウソウ。

カメラの目にはあまり赤く見えてないようですが、肉眼ではかなり赤味が強く見えます。 


ツツジ科ギンリョウソウ属の多年性の腐生植物(菌従属)で全国に分布。 

ギンリョウソウの中には花の中の子房の赤が透けて赤く見えるのも有ります。
しかしあくまで内部の赤が透けて見えるので有って、萼片自体は透明~白色。

しかし萼片そのものが赤いベニバナギンリョウソウ(紅花銀竜草)と言うのが有ります。
これはギンリョウソウの色変わり個体(変種?)とされてるようで。

ただでさえ赤く見えるのは少ないのに、ここのは殆どが赤く見えます。(色の濃さは個体差有り)
対照君を入れて撮ったのは色の薄い個体でした。

こちらは色の濃い株。 


花に蜂が来ています、花粉の媒介者でしょうか?
他にもバッタの幼虫や蟻も来ていました。

見に行くのが僅かに遅かったようで、傷んでるのが多かったのが残念。 

キリシマギンリョウソウ(霧島銀竜草)と言う新種が発見された事を最近知りました。 

キリシマギンリョウソウは花色がベニバナギンリョウソウと似ています。 

以下ギンリョウソウとキリシマギンリョウソウの違いです。(神戸大学研究ニュースより)
ギンリョウソウの萼片が2~3枚に対し、キリシマは4~11枚。
ギンリョウソウの萼片は花筒から離れる事が多い、キリシマは萼片が花弁と常に接する。
キリシマの花は開花初期から銀竜草より丸みを帯びる。
ギンリョウソウの地上部は5cm以上が多い、キリシマは5cm以下が多い。
キリシマは普通のギンリョウソウより開花が一ヵ月ほど遅い。
詳しくはこちら→神戸大学

さてこれがベニバナギンリョウソウなのか、それともキリシマギンリョウソウなのか?
素人の私では判別できません。(^^ゞ

↑と↓は子房の赤が透けて見えてるギンリョウソウと思われます。 

これは透けて見えてるのではなく、萼片そのものが赤い。 

かなり傷んでますが、これも萼片そのものが赤い。
中央の株だけでなく周辺の株や、右下に頭だけ出してるのも。

こちらは微妙な色具合。 

これは中の子房の色が透けてるような? 

最後は普通のギンリョウソウだと思われます。 

以上の画像は全て10~15m四方の中に咲いていました。(これでも載せたのは一部です)
標高が少し低い所ではギンリョウソウは既に終わってます。
ここのは一月ほど遅れて咲いてますがキリシマだからなのか、それとも標高の違いなのか?
キリシマらしきの画像は背が低い、萼片が多い、萼片が花筒からあまり離れないは該当するような。
※追記 ギンリョウソウは菌従属性なので持ち帰っても着きません、持ち帰りはしないように。

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初めての花2種

2023年06月21日 | 混在
見た事の無い花を少ない情報から「この辺りでは?」と目星を付けた場所へ。
残念見付からず、仕方なく鳥狙いに変更するも鳴き声が聞こえるのみ。
なんとか撮れた枝被りのキビタキ(黄鶲)。

コゲラ(小啄木鳥)。 

これも枝被り&逆光&ピントが合わずのキビタキ。(T_T) 

「う~ん、鳥も駄目かぁ」と諦めて帰り掛けた時それは目に飛び込んで来ました。
ツチアケビ(土木通)の花。

ラン科ツチアケビ属の腐生植物で北海道~九州に分布。
例年8月半ば頃に車で1時間ほどの場所で実だけ見てましたが、花は何時咲くのか分からずでした。
なので花を見るはこれが初めて、しかもかなり近い所で。

これで来年から遠くまで行かなくても近くで花と実が見られる事に。(^^)
薄暗かったので手ブレしてしまいました。

ツチアケビもですが、もう一つ見た事のない花を。
これまた少ない情報から目星を付けた場所で、最初は何かの実かなぁ?と思ってました。
ところが良く見てみるとそれが本命の花だったのでした。
ナヨテンマ(弱天麻)。

ラン科オニノヤガラ属の菌従属栄養植物で千葉以西~九州に分布となってますが・・・。
実際に見られる場所はごく限られてるようです。(千葉、静岡、愛知、広島、四国、九州)
近年神奈川でも見付かってるようです。

環境省の絶滅危惧ⅠB類(EN)、愛知ではⅠA(CR)に指定されてます。 

残念ながら既に終わり掛けで奇麗な花は有りませんでした。
花は平開せず、画像の状態で目いっぱい開いてるようです。

林内に生えてた茸、でも茸は全く分かりません。(^^;) 

食べれられるのでしょうかね? 

ヒョウモンエダシャク(豹紋枝尺)。 

ムラサキシキブ(紫式部)が満開でした。 

花もですが、秋の紫色の実も綺麗です。 

ムラサキシジミ(紫小灰蝶)。
シジミチョウ科シジミチョウ亜科、前翅長14~22mmで本州~沖縄に分布。

成虫で越冬するので早春から見られます。 

翅裏が良く見えませんが多分ヒメジャノメ(姫蛇の目)ではないかと。 

咲き始めたムラサキニガナ(紫苦菜)。
キク科ムラサキニガナ属の多年草で本州~沖縄に分布。

初めての花が2種類見られた日でした。
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雨の日に撮影の残り物

2023年06月20日 | 混在
雨の日に撮った残り物です。(^^;)
 

雨に濡れるネム(合歓)の花。
マメ科ネムノキ属の落葉高木で本州~沖縄に分布。

名前の由来は夜葉を閉じる睡眠現象から。
ネムの花は濡れると、多数の蕊が張り付いたり曲がったりで見栄えが悪くなります。

雨で落ちた大量のヤマモモ(山桃)の実。 

雨の降る中のコシアキトンボ(腰空蜻蛉)。 

アオハナムグリ(青花潜)。 

コガネムシ科ハナムグリ亜科で北海道~九州に分布、体長16~20mm。
↑の反対側から。

樹上に何か鳥がやって来たので撮ってみたらカワラヒワ(河原鶸)でした。 

枝被りのメジロ(目白)。 

雨の中ヤマガラ(山雀)が現れました。 

脚で何か掴んでます、木の実のようです。 

何の実でしょうね? 

雨の日の撮影会はこれにて終了です。
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雨の日は雨なりに

2023年06月19日 | その他
雨と用事で花撮りに行けなかったので、お馴染み雨の雫を。
こんな日でした。


椛の葉も濡れてます、当たり前ですけど。(^^;) 


葉や枝には雫が。 


そんな雫に映る景色を撮ってみます。 


背景が抜ける空背景で。 


連なる雫。 


葉の裏を伝う雫。

サルトリイバラ(猿捕茨)の雫。 

今にも落ちそうな笹の葉の雫。 

何の蔓か分かりませんが3連雫。 

↑と同じ種類の湾曲した蔓にも。 

栗の花の雫を撮ろうとするも、景色が映るほど大きなのはでき難いようです。 

雨に濡れるナツメ(棗)の花。(看板にナツメと書いて有りました) 

花と花の間の雫。 
クロウメモドキ科ナツメ属の落葉小高木で中国原産の帰化種。

これもナツメの花。

剪定された枝の先にも。 

背景に玉ボケを入れて。 

ヤブニッケイ(藪肉桂)の花は雫があまり着かないようで。 

クスノキ科ニッケイ属の常緑高木で福島以西~沖縄に分布。
花弁6枚のはずですが、↓には8枚の花が写ってました。

雨の日に何か撮れるものはないですかね、何時も同じようなのになってしまいます。(^^;)
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