珍しく少し遠出して熊が居そうな所へ。
一度見てみたいと思っていた花を、少し遠くまで見に行ってみました。
山深いと言う程では有りませんが熊が居そうな・・・。
民家の裏の斜面に自生してたのを保護してたら徐々に増えたと言う花。
しかも「どうぞ見てって下さい」と公開してくれてます。
斜面に入るとエビネ(海老根)がどっさり。
山深いと言う程では有りませんが熊が居そうな・・・。
民家の裏の斜面に自生してたのを保護してたら徐々に増えたと言う花。
しかも「どうぞ見てって下さい」と公開してくれてます。
斜面に入るとエビネ(海老根)がどっさり。
これも自生してたのが増えたそうです。
エビネ好きが見たら垂涎ものでしょうね。
ホウチャクソウ(宝鐸草)も咲いてましたが、平地のよりかなり大きくてびっくり。
と言っても画像では大きさが伝わりませんけど。(^^;)
見に行ったのはエビネではなくこれ、「熊が居そう」・・・クマガイソウ(熊谷草)。(^^;)
当然初見初撮り。
当然初見初撮り。
ラン科アツモリソウ属の多年草で北海道~九州に分布。
環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定種。
RDBでは全国で佐賀のみ無指定で、長崎が準指定、11県がⅡ類指定、34道府県がⅠ類指定。
唯一東京都が絶滅となってました。
RDBでは全国で佐賀のみ無指定で、長崎が準指定、11県がⅡ類指定、34道府県がⅠ類指定。
唯一東京都が絶滅となってました。
名の由来は源氏の熊谷直実が着けていた、矢を防ぐための母衣(ほろ)に見立てたもの。
花の形は独特で、一番上に見える緑の葉状が苞葉。
その下の少し巻いて見えるのが背萼片、その下のハの字型の2枚が側花弁。
袋状に見えるのが唇弁で、側花弁の中央に蕊柱と仮雄蕊と葯が有ります。
その下の少し巻いて見えるのが背萼片、その下のハの字型の2枚が側花弁。
袋状に見えるのが唇弁で、側花弁の中央に蕊柱と仮雄蕊と葯が有ります。
日本の野生ランの中では最大だとか、大き過ぎて対照君が役に立ちません。
クマガイソウが続いたので箸休めのエビネ。
スポットライトのクマガイソウ。
白(緑)っぽいエビネも咲いてました。
エビネとクマガイソウ。
クマガイソウとエビネ。
なんとエンレイソウ(延齢草)も有りましたが、これは貰ったのを植えたのだそうです。
花は終わってましたがこれも初見初撮り、愛知では絶滅危惧ⅠB類(EN)指定種。
花は終わってましたがこれも初見初撮り、愛知では絶滅危惧ⅠB類(EN)指定種。
更にムサシアブミ(武蔵鐙)が、これまた初見初撮りですが鉢に植わってました。(^^;)
これも頂き物だそうで。
これも一度見てみたかった花、自生では有りませんがここで見られるとは思ってませんでした。
熊が居そうな花を見に行ったら、他にも珍しいのが見られてちょっと得した気分に。
自生を見てみたいものですが、無理そうです。
自生を見てみたいものですが、無理そうです。