この日の一番の目的の花はキンラン(金蘭)でした。
ところが行くのが少し早過ぎたようで、一株の蕾が見られただけ。(T_T)
記録では、この時期もう見られるはずなのですが。
暖冬の影響で、例年より早いと思っていたのに・・・。
左端に写ってるミッキーマウスのような葉は、丹沢馬の鈴草の葉です。
再訪する事にしてキンランは諦め、他の花を探しましょう。
ヤエヤマブキ(八重山吹)が咲いてました、自生では八重は無いですよね。
やはり伐採後に植えられた園芸種でしょう。
こちらがヤマブキ、他では殆ど終わっていて、咲き残りの花ですね。
バラ科ヤマブキ属の落葉低木で、北海道~九州の山地に分布。
この花色が、小判の色に例えられるのはご存じの通り。
マルバアオダモ(丸葉青梻)も咲いていました。
モクセイ科トネリコ属ですが、同じモクセイ科ヒトツバタゴ属のヒトツバタゴに似てます。
※ヒトツバタゴは別名ナンジャモンジャ。
ナツトウダイ(夏灯台)が群生してました、その中からスポットライトになってるのを。
と思って撮ったのですが、上手く撮れませんでした。
ミツバツチグリ(三葉土栗)ではないでしょうか?
バラ科キジムシロ属は、似た花が多く同定が難しいです。
ミツバツチグリは陽当たりの良い山野を好みますが、ここは林下の薄暗い場所。
これがミツバツチグリかどうか自信が有りません。
似た花にキジムシロ、ヘビイチゴ、オヘビイチゴ、ヤブヘビイチゴ、ミツモトソウ等が有ります。
さて、 ↓ はどれになるでしょう?
これも似てますが、 ↑ とは違うようで、オヘビイチゴ(雄蛇苺)ではないかと。
次回は、照り(艶)が有り撮り難い花を。