有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

雨なのに湿原へ(2)

2023年05月19日 | 混在
花が終わってしまわない内にと雨の湿原への続きです。
一つ目の本命はトキソウ(朱鷺草)でした、天気が悪くても咲いててくれるので。

ラン科トキソウ属の多年草で北海道~九州に分布。 

環境省の準絶滅危惧(NT)、愛知では絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定種。 

花の色が鳥のトキの羽色に似てる事が名の由来。
ですがトキを見た事が無いので、似てるかどうか・・・。(^^;)

二つ目の本命はエンシュウムヨウラン(遠州無葉蘭)、これは天気が悪いと開いてくれません。
淡い期待を抱いて行きましたが予想通り。(T_T)
ラン科ムヨウラン属の菌従属栄養植物で分布域が図鑑により異なってます。
※(東北、愛知、静岡、台湾)、(関東、東海~九州、台湾)、(本州)等。

僅かに開いていたのを。 

大株も有りましたが開花は見られず。
今週末の予報が雨から晴れに変わったので、再訪したいと思います。

昼頃から雨の予報が的中、雨が落ちて来ました。
濡れるイボタノキ(水蝋樹)。

濡れたイボタノキの葉陰にウラゴマダラシジミ(裏胡麻斑小灰蝶)が。
殆ど動かず近寄っても逃げず、でも翅を開いてはくれませんでした。
雨を嫌がってるのか、それとも羽化したばかりなのか?

テイカカズラ(定家葛)。
キョウチクトウ科テイカカズラ属の蔓性常緑低木で本州~九州に分布。

濡れるスイカズラ(吸い蔓)。 

そこへアゲハチョウが飛来。 

左の後翅が欠落してるようです、右の後翅も半分ほどしか有りません。 

前翅表と裏の付け根に赤い班が有るのでナガサキアゲハ(長崎揚羽)の♂です。
こんな状態でも普通に飛べるのですね。

センダン(栴檀)の花が咲き始めてました。 

センダン科センダン属の落葉高木で四国~九州に分布。
と言う事はこれは植栽?でもいたる所で見られるので国内帰化なのかも?

雨が本降りになって来ました、傘を持ってませんでしたが濡れるモミジを撮ります。 

折角なのでモミジの実の雫も撮りましょう。(^^;) 

なんとか水滴に映る景色を撮って撤収します。(^^ゞ

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