Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ペダルのメンテナンス 右側を分解 シマノ PD-5610

2022-05-07 20:02:45 | 自転車整備 ペダル
シマノのビンディングペダル 105 シリーズ PD-5610 を分解しグリスアップを行っています
左右で回転部分の手応えが少し異なります 良く観察をしながら作業を進めて行きます





シマノ PD-5610 2005年に発売された 105シリーズです 誰が使っていたか分りませんが
私の所にやって来ました 今迄の使用状況や整備履歴も分りません まず最初に感じたのが
左右の回転部分の感触が違います 左側は前回までに分解しました 今回は右側を触ります




右側のペダルです 外見は年式の割には綺麗な
使われ方をしています






今回はこの回転部分 黒い樹脂製パーツが付いていますが
ここを取り外します シャフトには R の刻印が有ります




ここで使う工具は TL-PD40 ペダルのアクスルアッセンブリー
黒いロックボルトを緩める為の専用工具です






ロックボルトの取り付けネジは 左側 正ねじ 右側 逆ネジです
工具には使用時 緩める時の方向が書かれています こちらは
ペダルに差し込む側です






ペダルに工具を装着しロックボルトを緩めます 結構固く
締まっているのでペダル本体はモンキーレンチのハンドルで
保持しています 工具を銜えたモンキーレンチは右=下方向へ
力を加えます




黒いロックボルトが緩みました






ここが回転部分です やはり先に分解した左側と見た目も
違います 使われているグリスが 左側と違うと思います
一度 分解しグリスを入れ替えてているかも分りませんね




これが左側を分解した時の回転部分です 今迄に幾つも
シマノのペダルを分解しましたが 純正のグリスはこの様に
トロっとした感触で結構量も多く使われています






ビンディング部分も取り外し分解します




ビンディング機構の内部です




アクスルアッセンブリーの回転部分も分解しました
ここで・・・




ベアリングのスチールボールの数が足りません ここには
3/32 直径 2.38mm の鋼球が 12個使われているのですが
11個しか入っていません 何か回転に違和感を感じたのは
これだったのでしょうか






足らなければ足してやれば済みます しかし買い置きの中に
この小さなサイズの鋼球が有りません 参りました
何処かで注文しないといけません





左右の回転に僅かな違和感が有ったのが ボールの数に依るものなのかは
各パーツを洗浄し組み立てないと解りません さて早速ボールの手当てを
しなきゃ・・ あそこにお願いしようかな 次の記事も是非お付き合い下さい

左側 分解の記事 【 ペダルのメンテナンス 分解 シマノ PD-5610 】

次の作業 【 ペダルのメンテナンス 部品 洗浄 シマノPD-5610 】


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ペダルのメンテナンス ビン... | トップ | ベアリングの手配 (有)舟辺... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます^^ (attsu1)
2022-05-08 06:41:28
ボールが一個足らないってことは、
以前の所有者さんがグリスアップした時に、
無くして、そのままにしたんでしょうね。

私、素人ですが、
数年前から、毎年、年末の休みに
ホイールのハブグリスアップをやっています。
ビンディングペダルのグリスアップは、
毎年じゃないんですが、やっているので、
ボールが小さいの分かります。
スプリングの所は、掃除ぐらいで、バラすことやったことないので、
こうなっているんだと感心しきりです(@_@)
返信する
attsu1さん (Kino)
2022-05-08 07:48:20
コメントを有り難うございます

ボールの数は左右のグリスの違いも考えるとその様に推測できますね
今迄はヘッド小物に使われている一分玉が一番小さかったのですが この 3/32と言うサイズのボールをペダルに良く選んだと思います

ビンディング部分は内部が結構汚れていますから 錆を発生させない為にもたまに分解してやると良いと思います
返信する

コメントを投稿

自転車整備 ペダル」カテゴリの最新記事