モンキーレンチの修理と 美装

知人に頼まれ モンキーレンチの修理を行います 使う人の事を考え美装もしました





仕事関係の知人が動かなくなったモンキーレンチを持っていたので 使える様にする為に
預かって来ました






実はブログの記事にする予定が無かったので 修理行程の
写真が有りません 駆動部の錆付に依る固着でした
ラスペネを塗布し 時間を置きハンマー等で振動を与え
動く様にしました




このモンキーレンチは これと同類のサイズ違いです
ハンドル部分は 硬質ビニールでコーティングされて
いますが それは破れていたので 外してしまいました





今回の工具と下の他社の商品を比べると少し違う所があります






このモンキーレンチは TOP工業のエコワイドと言う商品ですが
口を開いた時に ネジ部のアゴが飛び出さず 狭い所で使い易い
優れた工具です　下の他のメーカーの物と比べるとアゴ部分の
違いが分かります






青いコーティングを外したので 少し手を加えます
ここまでに多くの潤滑剤を使ったので アセトンを使い
良く脱脂します






ハンドルの一部に塗装をします ゴム質の塗料も用意していますが
まだ使った事が無いので 今回は普通の塗装にします




塗装は剥げ難い様に凹んだ部分だけにします その為の
マスキングをしています






反対側のマスキングと全体の養生を済ませました






何時もの様にミッチャクロンを使い ブルーのメタリックにします






スプレーは何度か重ね塗りをして 少しずつ色を濃くして行きます
これは初回です






寒い時期のメタリック塗装は 塗料の乾燥に時間が掛かり
メタリックが沈み 色が濃く見える傾向が有りますね




有る程度乾燥させます






塗装はまだ柔らかいですが 依頼主の名前を書きました




ドライヤーで温度を上げながら クリア塗料をスプレーします






塗装が概ね乾燥したので マスキングを剥がしました
名前もまずまずですね




これは反対側のメーカーのロゴ側です





依頼主に頼まれた訳では有りませんが 勝手に塗装し名前まで入れました これ位は許してくれるでしょう
それより工具がスムーズに動く様になって良かったです





モンキーレンチの中でも綺麗な容姿をした道具だと思います 狭い所で顎が当たって
後少しが回らない・・　そんな時に活躍してくれる商品です 今回のサイズ HY-49Sは
口が 12～49mm まで開きます　標準価格 6900円 実勢価格 3200円（税込）程度です