カンパ ペダル グリスアップ

いやいや久し振りに自転車整備らしい事をしました
先日から整備とは呼び難い　塗装屋さんや研磨屋さんの
物真似みたいな事が続きましたからね　
昨日の錆落としが済んだカンパのペダル　今日は洗浄し
グリスアップをしてあげました




ペダルのプレートの錆は落としましたが　本体のアルミ部の
腐食がそのままでしたので　ペダルを洗浄する前に磨きました
ここで使える工具が無いので　今回は手作業です






ペダル以外の部品も洗浄し Microlon マイクロロンの
メタルトリートメントで事前処理をします
　
部品に依ればこの事前処理は必要無いかも分かりませんが　
高速走行をしない自転車はこの処理をした方が　テフロン樹脂が
確実に定着するでしょう




部品の洗浄に私はガソリンを使いますが　特にガソリンは
保管していません　何時も車に入っていますから　その都度
車から抜いていました　しかし面倒だし危ないですよね




そこで



今回　ガソリン携行缶を購入しました
これは消防法適合品でしっかりした造りをしています
下の蝶ネジは　ガソリンが内部で気化した時のエア抜き用です
一つ有れば　便利で安全ですよね

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話がそれました　ペダルのグリスアップ
使うグリスは　カンパにしようかと迷いましたが　マイクロロンの
ルブリカントにします　友人にもカンパと違う手応えを感じてもらい
ましょう

玉当りの調整後　再度アルミ部分を磨いて完成です







整備前と整備後　何とか使える状態になりましたよね






磨きも私の技術ではこの辺が精一杯です
カンパのグリスを使うと　手応えがヌメる様なしっとり感が有り
マイクロロンを使うとサラッと感が出ます
　
初代レコードペダルが発表されたのが 1950年 当時とこれが
同じ精度かは分かりませんが　少なくとも 40年近く前に　この
玉当りを完成させていた Campagnolo カンパニョーロ　つくづく
凄い会社だと思います

久し振りにグリスに触れてご機嫌です（笑）