真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

卒業式を終えて

2016年03月21日 | Weblog
昨日は私にとっても最後のゼミ生たちの卒業式だった。私自身も完全にこれで教育界からビジネスへと移行することになる。ビジネスといっても、研修業務を中心に携わる事になるので、学生から社会人への教える対象が変わるだけだ。

土曜の卒業パーティーから昨日の卒業式と学生達の晴れ姿を観ながら4年間を振り返ってみた。夫々の記憶はしっかりと有るけれど、4年間でこれだけ成長した学生達の姿は今迄見た事が無かったと思う。ゼミ長は成績優秀者で表彰されることを一言も言わなかったので当日知った。これも私にとって最後の嬉しいサプライズプレゼントだった。

一人一人の個性を把握し、個別を指導をすることは、学生も教員も相当体力がいることだった。ゼミ授業に関しては大学生として学ぶには相当高いレベルのものを要求してきたのだが、それでも彼らは投げ出さずについて来てくれた。これも6人と言う限定したメンバーだから出来たことだったと思う。

4月からは自身が希望する職に就いて社会人として一歩を踏み出す訳だが、今の時代、彼らが出て行く社会は変革の時代であり、グローバルな社会の中での競争が企業間で激しく行われる時代だ。

だからこそ、自らを失わず中・長期的な視野を持って、自分がこれから40年は(多分、彼らはもっと長く社会と関わり会いを持って行きていく時代だと私は思っているのだが)続くであろうご自身の人生を思いっきり生きて欲しい。

人生は山あり谷ありで、どちらかと言うと辛いことの方が多いかもしれない。それでも、ご自身が目指す道に向かって休まず、慌てず、コツコツと歩めば、必ずあなたの目指す処に辿り着く。そのための忍耐も必要だろうし、精神的、肉体的なタフさも求められると思う。

折れそうな心になった時、その時こそ学生時代に頑張ったこと、ゼミ生達と切磋琢磨して授業を頑張ったこと、何より、強い絆で繋がっているゼミの先輩や仲間達がいることを思い出して欲しい。

私たちには夢がある。彼がパイロットになったら彼が操縦する飛行機に何時の日か全員で乗ることだ。また、航空会社のグランドスタッフ、ホテルの海外開発要員、化粧品会社、アパレルの会社、ブライダルの会社に就職したのだから、これだけ揃っていれば、今後結婚から新婚旅行迄総てゼミ生で賄える。

さあ、頭を上げて前を向いて一歩・一歩、前に進んで下さい。
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