真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

中国で注目の「日本の生活習慣」

2020年07月08日 | Weblog
中国は、3月末から新型コロナウイルスへの感染が終息し始め、普通の日常に戻りつつある。一見すると、コロナ前とそれほど変わりないように見えるが、実際には市民の中では、油断できないとし、第2波、第3波への警戒がかなり強い。

また、これまでの生活の様式は、大きく変わろうとしており、どちらかというと、日本の生活習慣に近づいてきているのではないかと思える。コロナ感染が落ち着いてきている今でも、マスクが生活の中で欠かせない存在となり、中国人も、マスクを着用する習慣が身に付いてきたようだ。

今は、外出や人と対面するとき、マスクをしていないと心が落ち着かない様だ。今まで、中国の街頭で、マスクをしているのは大抵が日本人で、マスクは日本人のシンボルといっても過言ではなかった。もともと日本人は、花粉症のため、風邪気味なら人にうつさないため、そして中国に行ったら大気汚染が気になるため、マスクを使っていた。

そして食事の際には、分食制(個食化)と、「GongKuai」と呼ばれる取り箸が広がるようになった。中国ではテーブルを囲んで、真ん中に置いてある大皿から自分の箸で料理を取って食べるスタイルだ。

さらに、お客さんにも、その箸でおかずを取ってあげながら、「どうぞ、どんどん召し上がってください」と、勧めるのがおもてなしとされる。家庭内でも、お互いにおかずを取ってあげることが多いのだ。この習慣は、今では一部の中国人の間でも、違和感を持たれており、嫌がられることもあるが、拒否すると失礼にあたるので、我慢する人も少なくない。

一方、大多数の中国人が、日本の飲食文化に対して持っているイメージは、個々のお膳の上に、おかずの小皿がたくさん乗っているという会席料理のような形式で、中国の大皿料理と正反対である。日本式は非常に衛生的で、われわれは見習わないといけないと思っている人が多い。

現在、上海や北京などの都会では、レストランの個食化が進み、さらに取り箸を使うことが定着しつつある。日本人の生活習慣が、中国市民の中にも、少しずつ浸透してきている。他にも良いところがたくさんあるんだけどな〜。
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