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 ゴムクロ修理日記  ゴムクローラー修理・販売(有)キムラセイコー       0237(86)7377

修理依頼を受けた作業行程・結果などを依頼者並び訪問者に見て頂くための親爺の気まぐれブログ
たまには修理以外の出来事も

馬上筒

2009年11月20日 | 親父の遊び心

  000君担当している  ヰセキ コンバイン  HL500全周修理も

  処理してはゴム盛り付け、加硫の繰り返し

  本当に全周修理は終わらないなぁ~~~

  親父のブログ 同じ内容になってしまう

  「芯金緩み、脱落」  「耳切れ」  「切断」・・・・・・がクローラー修理全般となる

  以上の修理サイクルが一ヶ月毎に発生しているような気がする

  一通りの修理内容は すでにブログで紹介しているので

  明日からでも 整理して見ようと思っている 

 

 

            ・・・・・・・・馬上筒・・・・・・

  馬の上で使用できるような 小型の火縄銃で火鋏の形である

  火鋏は火縄を咥える部分であり 「火蓋」を切る(開く)事により

  火穴より火薬に点火、爆発し 玉が飛んでいく・・・・ 短筒(馬上筒)

 

            鉄砲だけでは 役立たない!

  火薬と玉が無くてはならない

  火薬は硝石、硫黄、木炭、その他の混合物で その中の重要な要素となる

  硝石の発見が鉄砲の起源となった!  と何らかの本で読んだ気がする

  説明間違っていたら ””ゴメン””

  硝石は はじめ医薬用に使われ 下痢止めとして用いられた

  仙薬(身を軽くする薬)とも言われ 硝石を火にあぶり 練って膏薬のようにして

  これを毎日なめていたらしい

  どうしてこの膏薬をなめると身が軽くなるのかはナゾ????

  こんなことをしている間に 硝石の引火性が発見されたと思われる

  硝石の使い方も医者の手から戦術家の手に変わっていった

  宋代初期に中国人の手のよって「火薬」が発明された

  この説明も 昔 手帳に書き込んでいたのを思い出し 書いてはみたが

  間違っていれば ・・・・・ コレマタ  ごめんゴメン

 

  

  写真  上  火薬入れ       発射薬の黒色火薬を入れて持ち歩く容器

       中  玉入れ(烏口)    袋の中に玉を入れ 下に向けると一つの玉

                       が 口元に出 一個づつ取り出す事出来る

       下  鋳鍋(玉鋳型)    火縄銃の弾丸をつくる鉛を溶かす鍋

 

  名称  「弾子模」  鉛製の火縄銃用の弾丸を鋳造する「鋳型」

  この鋳型は何匁の玉になるもかは 計算すれば解るのだが 眺めるだけ

  のものなので調べないとする

  参考に「小筒」は30匁玉位までの小口径の火縄銃

      「大筒」は30匁玉以上の大口径の火縄銃を言う

 

  ・・・・・・・親父の手帳メモから引き出し 書き込みしましたが 何の本から

       その当時一部引用したのか不明  

  

 

 


MRIの怖~い話

2009年11月19日 | MRIシールドルーム関連

  昨日から作業していた残り処理作業を終わし 午後より加硫する

  夕刻には 機械より取り外し 明日の作業準備へと000君

  稲作農家の方はコンバインを小屋に格納された事でしょう?

  親父の所は 今だにコンバインクローラー修理入って来るので 「終わり」

  とは言えない  本日は除雪機のクローラー修理依頼 岩手県より便で届く

  コンバインから除雪機の話が出始めたこの頃  雪降ってからでは遅いですよ!

  皆の考え同じですからね!「急いで!」と言われても修理出来る本数限りありますから!!

  親父は又々納期日ギリギリの「MRI室用盤」の組み立て作業に掛かる

  省力機械などの制御盤は中板一面に部品を取りつけ配線するのが普通

  MRI盤は撮影室と操作室の壁面に取りつけ両側から使える様にする

  裏面(撮影室側)

 

           ・・・・・・・MRIでの怖い話・・・・・

  撮影室の照明用球が切れてしまったので 病院の方で近くの「町の電気屋さん」

  に電球交換依頼成されたそうだ!!!!!!

  その電気屋さん 天井の電球を交換する為「脚立(鉄製)」を持ち「撮影室」に入る

  ・・・・・暫らくたっても撮影室より出てこないので 様子を見に行くと

  「MRIドーム」と「脚立」の間に挟まれており 身動きとれずにいたのを

  ゼネコンの方より聞く

  助け出すには ヘリウムガスを排出し「磁場」を無くさないと出来ない

  親父も中で作業する時 金属ドライバーを使うがドームにドライバーが引き寄せられる

  経験から磁性物には一番気をつける  磁場発生している撮影室の追加工事で

  釘打ちある作業時 絶対にステンレス釘を打たなければならないのに混ざって鉄釘

  入って居れば 鉄砲の弾の様にドームに引き寄せられる・・・・危ない  危ない

  撮影できる状態に復旧するには ガスを再度入れ機械を立ち上げなければ

  ならない・・・・・・・・ 復旧に””数百万円””かかったと後で聞く   

  MRIに携わる方は当然認識しているのでこんな事は起こらない  起こさない

  その事件後はどんなに遠くても ゼネコン、病院さま等より電球交換のみ依頼

  されることある   断ってはいるが親父何回も作業依頼され出向いた事あり

  ・・・皆さんも あってはならないが 万が一MRI検査受ける時「金属製品持込禁止」

  ですよ!!!!  画像にもはっきり表れますからね! 前もって医者にコメントを・・・・・

  

 

                 ・・・・・ 古鏡 ・・・・・・

 

  親父 「古鏡」と言えば 羽黒山の鏡池から出土された『古鏡』を形どった

  鶴岡00屋の小豆に餅を入れたお菓子とすぐ考えてしまう・・昔は甘かった~~

  菓子は別として  現在の様にガラス板に金属メッキを施し 大量生産される

  様になったのは 19世紀の事 それまでは単に金属板を磨いただけの

  「鏡」が古来より使用されていた

  県内では 羽黒山神社の「鏡池」から出土したのを 新聞で見た事あり

  親父の家には「安っぽい古鏡」がある

  形は「うちわ」の様で取っ手が付いている  手鏡として使用したと思われる

  材質は「銅」で出来ており 表面に文様があり 「天下一 藤原00」と刻印ある

  型で大量生産された一品かも??

  裏面が鏡となっており 金属メッキが施され 磨かれたのであろう???

  手入れもせず 持っているだけなので 映り悪く 試しに親父の顔を

  映しては見たが 折角の美男? がボケて映るので UPやめる

  今のガラスの鏡との映り具合の比較にと 並べて『馬上鉄砲』を映してみた

  

  


ホークリフト付き運搬車

2009年11月18日 | クローラー修理販売関連

  昨日加硫終えた対面 芯金七個脱落している部分修理が今日の親父の仕事

  何時もの如くバフ掛けから始まり処理し生ゴムを盛り付け 加硫となる

  000君はこのクローラー加硫している間に 全周修理の残り部分に取り掛かる

  この段階で三回目の加硫となり 完成迄 残り三回の芯金埋め加硫

  そして一回が切断修理となる  全周修理は本当に時間掛かるなぁ~~~

  加硫は自動制御でされているので 親父の手が空く  その間 「MRI]の仕事

  2物件あり 事務所?で配線する  部品足りず途中で中断・・0玉病院分

  この物件は0口病院分 

  皆さん”” MRIで検査される事ないように 体にはくれぐれもkiwotukete!

  表面 山(ラグ)部再生後

  TOP写真の芯金埋め修理後

    ・・・・・・・茨城の横0さ~ん 本日修復出来ました 明日の発送となります

         「ピタリ」の型が無かったので多少 原型とは異なりますが

         簡便してください

         見る限りでは気づかないかも?芯金も4個埋めておきました

 

             

               ・・・・・・OLYMPUS-PEN  F・・・・・・

 

  昨日のブログで紹介した 2台の借り「デモ機」いまだ持つ

  親父が欲しくて欲しくて 有り金叩いて購入した40年前に購入したカメラ

  カメラの王様 「一眼レフ」は学生であった親父にはとても!とても!

  親の仕送りもわずか・・・の貧乏暮らし

  一畳当たり1000円の大マンション?東京下町(雑色京急)で暮らす

  大きい部屋だったなぁ~  三畳間は! 家賃3000円/月

  共同トイレ、共同洗面所、風呂なし・・・・・・・ 近くに銭湯あった 湯上りに

  瓶入り500ccのコカ・コーラを飲み 計500円だった様な気がする

  それでも 不自由しなかった 夜に寝るだけの部屋だったから

  光熱費もいらない大学校舎内で一日の12時間はいた様な気がする

  そのささやかな時代に少しずつ貯金?してこのカメラを購入する

  今も同じ?だろうが 一眼レフは36枚撮りのサイズだろう(持っていないので?)

  手荷物に重く 旅へ出る時などは「邪魔」と考えての この

  『ハーフ一眼レフ』オリンパス ペン F を購入する

  ハーフゆえ 36x2=72枚撮れるカメラであり 『望遠レンズ』も交換出来る

  36枚撮りのフィルム購入する金も無く 安い18枚撮りフィルムを購入し

  36枚撮ったものだ

  現在 その望遠レンズは粉失し標準レンズのみで撮影する時もある(動作確認)

  ブログの写真 デジカメで撮るので持つのみで・・・・御用なし

  ・・・・・・・思い出してこのカメラをいじる  あれぇ~~壊れたのかな?

       ハーフカメラで在りながらフィルム巻取り回数2回だった

       親父に執って見ればやはりデジカメの方が便利、便利


今日の修理此処まで

2009年11月17日 | クローラー修理販売関連

  000君 全周芯金埋め込み作業を工場内で行っており 埃厳禁

  その隣で 親父手を付けている「運搬車」のバフ掛け出来ず

  雨上がりを選んでは外で古いゴムを削りだす

  000君 盛り付け終わり 加硫準備をしている

  このクローラーは全周修理の他 切断修理も伴うので時間掛かってしまう

  切断している為 セットするのも容易でない

  油圧電熱プレス機で吊り上げ 型を位置に合わせテフロンシートを敷く

  セット終わり 今夜には取り外し出来る   PM8:30取り外す(追記)

  親父の方  2箇所の芯金埋めの下準備をしているとワイヤー継ぎ目が

  両方とも剥離しているのが見られた

  このまま加硫する事出来ず処理しなければならない

  裏面の芯金2個埋め戻し 気づいたところを補修する

  表面に亀裂多数あるので 型サイズに合わせ ヒビ、亀裂を下地まで

  研ぎ出し 生ゴムを盛り付け終わる

  加硫は明日の朝よりスタート(1回目)

  ・・予定変更し1回目の加硫セット終わり  明日 朝には取り外し出来る(追記)

 

 

              ・・・・・・無いものねだり・・・・・

 

  3~40年前になろうか? 30年は越しているとは思う

  地元企業で Konicaカメラの組み立て、完成まで成されていた東北000さま

  チョットばかりお偉い方と屋さんで知り合う・・・ママさんに紹介される(美人?)

  ママさんの呼び出しは プラスチックに「パット印刷」出来る会社を知らないか?残念

  親父たまたま 印刷できる会社と取引あったので 後日に照会する

  その会社は焼付け塗装で有名 旺盛に仕事なされていた・・が

  当時 専務さま ちょうど独立会社を立ち上げたばかりであったので

  直ぐに商談成立し 仕事を頂く

  今では 大会社になっており 紹介した親父の会社は三ちゃん企業のまま

  このDISCカメラ 屋さんで一緒に飲んでいる時 見せびらかされた

  親父 変わった商品には 直ぐに欲しくなる当時を思い出す・・・「欲しかった」

  その方と屋さんで会う回数多くなり 都度 「欲しい、欲しい」の言葉

  を言った気がする

  これは まだ市販されてないので 「デモ機として お前に貸す!」

  ポケットに入る手帳サイズのカメラで フィルムは円盤であった

  この円盤フィルムを次のコマに廻す時空回りし トラブル続く厄介者

  又 フィルム、現像代金 高かったのを覚えている

  使っては見たものの 画像良く無かったので使用すぐにや~めた

  画像悪い事を話したら 再度 「これも 出来たばかりだ~」 市販前のカメラ

  同じく「デモ機」として試してくれ!と計2台のカメラをお借りする

  今や 返そうにもそのお方 定年で退職され返せない・・返してない

     ・・・・・今に思えば 親父の無いものネダリの様な気がする・・・・・

  


JR列車のベアリング

2009年11月16日 | 省力機械

         土、日曜日は高速乗り放題  1000円

  これを利用し 茨城の方 「ホークリフト付き運搬車」のクローラー修理に

  伺われた

       デリカ  機種不明   200x53x72

                     芯金9個脱落、表裏亀裂多数

  このクローラーは今では手に求める事出来ず 社内、外品とも全くない

  芯金紛失の件は 親父の手元にあった物を使い修理となる

  年数経っているクローラーなので 全周に渡り亀裂、芯金緩みが発生している

  お客さまは とにかく脱落している部分だけの修理で良い! と言ってはいるが

  この状態では 再度修理しなければならない

  とりあえず 修理箇所の芯金7個取り外す

  ゴムを剥ぎ取って見ると芯金とゴムが剥離していた

  修理箇所対面の表面に大きな亀裂が生じ ワイヤー見える

  このままで使用すると ワイヤー錆付き切断してしまう

  親父の判断で修理する  裏、表同時に修理出来るので裏面も修理となる

  型のサイズで出来る範囲内の芯金緩んでいる所をカットする

  やはり 緩んでいる・・・・・・計9個の芯金埋め作業となる

  最近 どうしても新品クローラーを手に入れる事が出来ないので・・・・何とか?

  の問い合わせがやけに多い

  皆さんは今迄 どの様にしていたのだろ~~?

 

 

           ・・・・・・JR列車のベアリング・・・・・・

  親父の所へ「ベアリング洗浄機」の話が架かる

  依頼者は 親父の造った「焼肉鉄板(ロストル)洗浄機」のメンテ依頼している

  仙台の業者で色々の機械修理を成されている

  内容は 「新幹線他列車の車輪を支えているベアリング洗浄

  定期メンテを要し グリースを入れ替えするそうだ!

  現在 修理工場内で一個一個有機溶剤を使いブラシで手作業やっており

  非常に時間掛かると聞く

  この作業を機械化出来ないか?の相談、声架かる

  外輪の中は 円柱のボールであり それを受けているフランジ(黄色、真鍮)

  も廻る  遊星ギヤーと同じメカの軸受け

  写真で見られる所は 「テスト洗浄」で綺麗に古いグリースを取り除く事出来たが

  円柱のローラーを廻すと古いグリースが出てくる

  これでは洗浄機とは言えず 複雑で大げさな機械となる・・・と思う

  親父仕事受け 造ろうと何回となくテスト洗浄してはみたが難しかった

  そんな訳でお断りした洗浄機構想

 

  皆さんは 列車の車輪軸受けを見る機会無いと思うので 返却する前に

      ・・・・外径  235mm  内径  150mmの特殊ベアリング・・・・・