土、日曜日は高速乗り放題 1000円
これを利用し 茨城の方 「ホークリフト付き運搬車」のクローラー修理に
伺われた
デリカ 機種不明 200x53x72
芯金9個脱落、表裏亀裂多数
このクローラーは今では手に求める事出来ず 社内、外品とも全くない
芯金紛失の件は 親父の手元にあった物を使い修理となる
年数経っているクローラーなので 全周に渡り亀裂、芯金緩みが発生している
お客さまは とにかく脱落している部分だけの修理で良い! と言ってはいるが
この状態では 再度修理しなければならない
とりあえず 修理箇所の芯金7個取り外す
ゴムを剥ぎ取って見ると芯金とゴムが剥離していた
修理箇所対面の表面に大きな亀裂が生じ ワイヤー見える
このままで使用すると ワイヤー錆付き切断してしまう
親父の判断で修理する 裏、表同時に修理出来るので裏面も修理となる
型のサイズで出来る範囲内の芯金緩んでいる所をカットする
やはり 緩んでいる・・・・・・計9個の芯金埋め作業となる
最近 どうしても新品クローラーを手に入れる事が出来ないので・・・・何とか?
の問い合わせがやけに多い
皆さんは今迄 どの様にしていたのだろ~~?
・・・・・・JR列車のベアリング・・・・・・
親父の所へ「ベアリング洗浄機」の話が架かる
依頼者は 親父の造った「焼肉鉄板(ロストル)洗浄機」のメンテ依頼している
仙台の業者で色々の機械修理を成されている
内容は 「新幹線他列車の車輪を支えているベアリング洗浄
定期メンテを要し グリースを入れ替えするそうだ!
現在 修理工場内で一個一個有機溶剤を使いブラシで手作業やっており
非常に時間掛かると聞く
この作業を機械化出来ないか?の相談、声架かる
外輪の中は 円柱のボールであり それを受けているフランジ(黄色、真鍮)
も廻る 遊星ギヤーと同じメカの軸受け
写真で見られる所は 「テスト洗浄」で綺麗に古いグリースを取り除く事出来たが
円柱のローラーを廻すと古いグリースが出てくる
これでは洗浄機とは言えず 複雑で大げさな機械となる・・・と思う
親父仕事受け 造ろうと何回となくテスト洗浄してはみたが難しかった
そんな訳でお断りした洗浄機構想
皆さんは 列車の車輪軸受けを見る機会無いと思うので 返却する前に
・・・・外径 235mm 内径 150mmの特殊ベアリング・・・・・
って聞いた事があります。
かといって、私たちが外国製ベアリングなんか買う術も無かったですけど。