ゴムクロ修理日記  ゴムクローラー修理・販売(有)キムラセイコー       0237(86)7377

修理依頼を受けた作業行程・結果などを依頼者並び訪問者に見て頂くための親爺の気まぐれブログ
たまには修理以外の出来事も

もう一台買った除雪機

2012年02月20日 | インポート

 

  当地 県内でも積雪多い地(今年は異常)ではなく 自宅、会社周辺はホークリフトに

  バケットを装着して除雪出来てはいたのだが 息子が結婚し別世帯を持ったのをきっかけに

  昨年秋頃よりクローラー修理で当社へ出入りしている数多くの農機具屋さんに下取りした

  せめて一桁台の中古除雪機あったら声掛けて・・とお願いしていた

 

 

  下物でたよぉ~ の声掛かり現物見るとなく注文 条件として年式大きさメーカーは問わずの

  ボロでも使える除雪機と言っていた

  ある程度の整備をし納品してくださったのが ヤマハ YT1090

  あると便利 今年の大雪には非常に役立たせて頂いた  息子の家廻り、通路 そして

  女房実家の家廻り そして今まで考えた事もなかった自宅会社周辺の除雪と一台を

  あっちこっち移動させながらの除雪に役立たせて頂いた

 

 

  大雪も峠を越し 今後は除雪する程でも無いだろ~雪降り時季だが声を掛けていた

  別の農機具屋さんより ”ポンコツ除雪機” 見つけたので欲しいか?? と声掛かる

  この地は県内でも豪雪地 最上郡鮭川村 今年大きな除雪機を購入したので 小屋に

  眠っているので幾らでも良いから売って欲しいと言われていたらしくわざわざ連絡くれた

  既に買っているとは言えず これも現物見るとも無くの信用買い(会社専用にと)

  バッテリー交換は要すが他は大丈夫とで引き取りとドライブを兼ね トラックと息子の車2台

  にて家族全員で いままで一度も足を運んだことの無い 鮭川村羽根沢温泉へと風呂入りに

  出かける

 

 

  新聞、テレビに取り出される豪雪を一度は見てみようと出かけた鮭川までの道のりは

  雪の壁にて廻りの景色が見えない 居眠り運転しても道路より脱輪することない程

  途中 農機具屋さんに立ち寄り 年代物の フジイ FSR700SL除雪機を積み

  その足で目的地の温泉へと

  旅館の温泉を借りようと思って村無料駐車場へ車を停めたところ 目の前に村営

  公衆浴場があったので この風呂を借りることになる

  

 

  入浴代200円 既に地元の方5名入っており男湯船の写真は撮れなかった

  湯船、浴室は小さく湯船は5名が限界かも? 改まった洗い場は無く 湯船わきのスペース

  で体を洗うしかない 洗い流し湯も湯船より直接洗面器で流す

  感想としては 地元寒河江市民浴場の湯温と同じぐらいかなぁ~ の45度程度

  チョット熱めの温泉 無色透明ではあるがワカメの様な物が浮き沈みしていた

  湯船に注ぐ湯は飲めるよ! と言われ飲んでは見たが 何ら味なし

  何に効能あるかは聴かなかったが体全体がヌルヌルとなる温泉であった

  *寒河江温泉のPR* 洗い場は整っておりシャンプー、石鹸は使い放題の200円です

  仕事帰りで市民浴場前を通る時は時間許す限り会社に内緒で立ち寄ります

  回数券も購入している親父  会社に戻ると赤い顔をしているので直ぐにばれてしまう

  今までは自宅風呂にしか入らなかったが温泉マニヤになってしまった親父です

 

 


Y字仕立て視察

2012年02月20日 | その他 出来事

 

  農業関係の機械に装着している 「ゴムクローラー修理」 に携わっていながら

  一次産業の農業には全く知識の無い”おやじ”

  先日 さくらんぼ農家 00様の「さくらんぼ加温ハウス」を見学させて頂く

 

 

  00様 10年前 農家の方々は年を増し 今までのさくらんぼ樹の育て方では

  管理 収穫が大変になるであろ~を想定し Y字仕立て を考えた

 

 

  10年後には 枝を横に這わせ最高2m迄と実現し収穫 楽にする事が出来る迄となった

  今回 果樹農家でもない”おやじ”が何故視察に行ったかは 寒河江市第6次産業研究

  委員の一員として 工業系の立場よりの考えで 効率 楽に収穫出来る装置、道具を

  造れないか? とか管理に対し夏場のハウス内の温度を下げる「ミスト装置」をいかに

  設けるかの下準備となる

 

 

  未だ寒気は残るものの 日中の日差しにより今年の異常とも言う積雪も序々に溶け出し

  春めいたとは言っても未だ寒い

  加温しているハウス内は20~25度となっており暖かく さくらんぼの芽は既に膨らみ

  もうすぐ花咲くまでとなっていた  

  その時期が来た時にはハウス内での花見の宴が行われると言ってた様な・・・・

  誘われればぜひ行って見たい 「さくらんぼの花見とその下での宴?」

  Y字仕立てはさくらんぼと言わず色々の果樹に応用出来るのではと思った視察でした

 

 


残念と言うか!! 人良いのか?

2012年02月16日 | 省力機械

 

  某精密プラスチック部品塗装会社さまより 以前 写真手前治具にて塗装を施して

  いたのだが効率悪く、又 塗装ムラが生じるので問題を解決出来る機械開発の

  依頼を受ける

  依頼主である社長さまより 固定治具の不都合さ 機械寸法の要望などを伺い

  その場では大雑把なメカシステムを伝える

  要望通りの製作図面を起こし 製作前に図面にて最終確認と受注を受ける

 

 

  完成品確認して頂き 検収上がる

  実際作業に掛かると未乾燥状態にて棚に並べ 乾燥室で一気に焼きつけする予定で

  あったが段棚スペース低く斜め乾燥する手段しかなく作業性悪く アタッチメント部を

  限度の低さまで改良する

  図面確認時に不都合を述べて頂けたなら作り直しする必要なかったのに

  相手先設備に合わせての機械つくりも大変、大変・・・・・・

  

 

  メカを公表したくなかったのだが 今となってはコピーされてしまったので・・・・

  無段変速の一個のモーターにて13連を駆動させ作業時は常時任意回転を得ている

  奥治具(アタッチメント 追加100個?)は穴にローレットを差し込むのみのメカ

  セットされている背面斜めのアタッチメントを上より被せるだけでローレット13個が回転

  この作業1、2秒で済む

  自分ながら満足ゆくメカシステムと思う

 

 

  上より 下より 正面より吹きつけ塗装を施すので作業性のためにも 任意角度出来

  その場でロックなしでも固定される構造

  本体自体は焼付け塗装をし納品するのだが 塗装やさんへの納入にて裸のままの機械

 

   今までおやじの考えたメカを守る為にも 一部はパテントを申請はしていた

  のだが 経費がかさみそのまま手続きもせず コピーされてしまった装置も多々あり

  業界に詳しい方より  「 先使用権 」 を出しておいた方が良いよ!! と教えて頂き

  この権利をとりあえず出す事となる  特許と異なりどの程度かは未だ解からない

   それにしても開発・製作依頼する時は頭低く 満足できる機械が出来上がると

  現物を寸法取りコピー品として他の業者に発注掛けられてしまった

              ♪♪ いつまでたっても バカなおや~じ ♪♪

 

   おやじ 他人の図面でのコピー品を造る依頼を頼まれたとしても 絶対したくない

  お願いされても 断るであろう~ 同じ開発者の苦労は誰に言われなくとも解かっている

  (今日のブログは愚痴になってしまいました  最後まで読んで頂き 有難う)

 

 

 


再度のお知らせ

2012年02月12日 | クローラー修理販売関連

 

  30年?ぶりの大雪となり 毎朝 新聞記事を読むと 雪下ろし作業中の事故等を

  目にしない日が無い

  近所でも松の倒木、そして先々日は2階の屋根の雪下ろし中 軒先が折れ

  雪と一緒に落ち 大怪我までには至らなかったが背中を強打した方が居る

  危険は承知の上 我が家を守ろうとする気が起きる

  ・・・ お互いに気をつけようではありませんか

 

 

  我が家周辺では 除雪機を持つ程今までは困らなかった冬場であったが 今年は

  雪量の多さに捨て場なく 日中の隣近所の奥様達はスノーダンプで何往復となく

  川へ雪捨てしている姿を見る

  さらに雪多い地では必需品となる除雪機 連日のフル稼働にてトラブル発生率が

  多くなっている様である

  ” クローラー切れたので 新品買いたいのだが春以降で無いと求められないので

  修理して欲しい!!  とか 連絡なしで当社に持ち込んで来られる

  雪道の悪路を数時間掛けて我が社へと来て頂いても ど~しようにも無いクローラー

  が多くあり 困り果てているのは承知ですが 加硫機にセット出来ないクローラーは

  残念ながら修理できず お断りさせて頂く事多々あり

  上写真の様な小さいクローラーは当社では修理出来ません事をお知らせします 

  修理金額に射とめない方には相談受け付けます

 

 

  この様な大きいクローラーなら対応出来ると思います

  但し 全体に渡り損傷ある場合は手間代を考えると新品よりむしろ高くなるので

  お勧めできません事を再度 お知らせいたします

  社外品では除雪機用としては未だ存在して居りません  何が何でもと言う方にはサイズが合えば

  多少のスリップ理解の上 運搬車用の社外クローラーを代用品として納品させて頂いては居りますが

  それでも使用出来ない時は多少金額かさみますが改造して使える状態にして納品させて頂いて居ります

 

  


一夜にして無残

2012年02月07日 | その他 出来事

 

  今日は雪降りも峠を越し 道路へ出ると至る所で屋根の雪下ろし、除雪をしている

  人を見かけられる

  先日の日曜 我が町内の家々でも声を掛けると無く 全世帯より大勢の方々が出

  屋根の雪下ろしをし 主婦たちは川までスノーダンプに雪一杯載せ何往復した事やら

  ・・・ 万歩計を見させて頂くと15,000歩の方も居られた

 

自宅3階屋根

 

  当然我が家も自宅3階屋根、そして工場屋根の軒先のみの雪下ろし

  登って見ると下より見る雪の量以上の積雪にて・・ ビックリ

  全てを下ろしたい気はあるのだが 片す事を考えると一部に留まる

 

00家主人と

  写真左上 倒木する前の誰もが知らない樹齢?百年の枝ぶりの良かった松と着雪

 

  通り向かいの00家でも屋根より落とした雪を一輪車にて何往復と無く行き来する

 

深夜

 

  普段は隣近所とは言え 滅多に逢う事ないのだが 日曜だけは各家より家族全員が出

  除雪作業に労を費やした

  何度と無く川に雪捨てに行く途中  すれ違う毎「あ~ぁ 疲れた 腰が痛い!!」の会話を

  交わす

  夕暮れになり 作業も終えようとする時 誰からとなく自然に出た言葉

  近所の 「らーめん000で18時より除雪反省会しよ~」

  風呂にて汗を流し 深夜23時ごろ迄「疲れた、雪捨てる場所ない」の会話踏まえ飲み続ける

  お開きとなり 隣近所ゆえ 千鳥足にて帰宅 一軒、一軒と各家へ戻る

  私が最後となり 00家の前を通り越そうとした時 毎年手摘みにて剪定されている

  4~5百年の年数たつ赤松が雪の重みに耐え切れず「バリバリ~ バリッ」と折れ

  電話線によたれ掛かる ・・・ それにしてもビックリしたなぁ~

  深夜の折れた写真を撮る

 

 

  00家では朝まで折れた事は知らなかったようである

  朝一に現状を見させて頂くと太~い幹より折れているのを知る

 

 

  電話線、ワイヤーにヨタレ架かった大木の松 あまりの重量にて いつ切断するかの

  心配にて 緊急に業者を呼び出し枝より伐採始まる

 

 

  クレーンで倒れた松を起こしながらの小刻みに松を切る

 

 

  何百年も生き続けてきた松 あっと言う間の時間で姿を消す 

  子供時分より見ていた赤松の立派な大木 今年の雪の重みには耐えられ

  なかったのだろ~

  それにしても 春より夏場に掛けて連日と続く手摘み剪定作業をする00さんの姿を見る事

  出来なくなりチョッピリ寂しい気がする

  雪害として新聞に記載されてもおかしくない立派だった松 

  哀れと言うか 残酷なのか 残念と言うか 言葉を失う ・・・ 勿体無い