設置してきました ミスト冷房装置
ユニット本体は既に完成し 試運転も済んではいたのだが 発注会社の休日
しか作業出来ずの 延び延びとなっていた
先週の土曜が設置日と決まり ３名にて作業する
ノズル設置場所は高所にて 作業車をお借りしての作業
天井部より斜め下方向に向けて ミストを発生させる
当日 ダクト工事も入っており同時作業となる 我々作業は力仕事でもないが
自然と汗ばむ
取りつけ完了し現場試運転にてミストを噴くや涼しさを感じる
本日用事ありミスト冷房効果を教えて戴くと 昨日の外気温３０℃ながら
３４℃で保たれていたそうです。
専務さまより 造っていただき 「有難う」 と言葉を頂くとおやじの垂目がなお更下がる
某会社さまより 工場内の室温をいくらかでも下げたいので 「ミスト冷房のデモ」
を願いたいとの要望あり 当社デモ用にと １００V移動式 間欠運転仕様の
コンパクトなユニットを持ち込む
１週間ほど貸し出し実際に使用して頂き 体感を味わって頂く
さすが 常日頃の環境管理なさっているだけに データを取られたようで
工場内 湿度２％プラス 室温３℃下がったとの結果より受注いただく
この会社さまは常に高温に熱した０００油を使用して揚げ製品を造っておられ
工場室温は異常に高く 私が現場に入っただけでも自然と汗ばむ
そんな中での作業をするにはかなりの不快感であろ～
受注ユニット完成に伴い設置日を決めるに担当者と電話するに 今日の山形の
１３時現在２３．３度での同じ山形の工場内は既に ３６度に成っていると平然で話す
過去の記録では４７度の室温になった事がある・・・との事
設置日は土・日の工場休日となるどこかの半日
熱を発する機械周辺 １２ｍの範囲に画像ミストを天井部より下部へ発生させる
おやじ製作した「ミスト冷房装置」にて是からは今迄よりは快適な作業が
出来ることを願い すばらしい商品をお造りください ・・・・・・・
話があって早や２ヶ月が過ぎた 仕様はどの様にするか？ 制御盤は分離タイプ
でなくユニット内に収め様か？ ・・等々 打ち合わせをしてから時は過ぎた
１ヶ月前であろう～ 注文書が入る
このユニットは某会社のOEMとして提供させて頂いているユニット
必要パーツの手配をする 当機械の心臓部となる高圧ポンプ
是までも数多くのユニットを造らせて頂いており定番となっておる有★製
発注を掛けるや在庫なく 製造予定が１０月中旬 納期遅れとなる
発注さまに事情をはなし 今回は丸★製を代替品として使用する事になる
次に納品時間の掛かる鈑金物 いつも綺麗な鈑金物を製作してくださる
秋田県の業者に短納期の発注を掛けるや 今月３連休 ２回も重なり手元に入るのが
遅くなる 塗装前加工を施し いつもお世話になっておる焼付け塗装屋さんへ持ち込む
一昨日より架台に必要パーツを取り付けていく
架台は６機種共通にて 事前に図面に書き込む事出来ず随時現合としている
モーター取りつけ・・OK ポンプ取りつけ・・・良し と自分に言い聞かせながら
組み立て作業続く
全てを組み上げ 試運転 ・・・ 水漏れなし 電流値測定 外観検査 全て良し
納品先は混載便にて中一日要する地にて本日発送となる
連日３０度越えの日々が続き 出逢った方との最初の言葉として 「暑っついずねぇ・・」
より始まる うだるような暑さで体を動かしたくない中 突然の仕事依頼入る
３月１１日の東日本大震災 震度７にて多少なり被害をうけた建物がさらに
４月７日 宮城県沖の余震 震度６強の揺さぶりを受けた某センター
さらに被害を受けたかので 震災前より新築移転工事を計画、着工していた
☆★★☆さま 緊急に移転を約半年進めたそうです
既工場より既設備移転作業も順調に進み 伺った日は一部のみ稼動日前日
であった
工場内様子を見ると 最新機械設備が収まっており 親父には今の時点で
どの様に使用するかは判らないが”動く歩道”の様なコンベアラインが設置され
電気工事屋さん含む作業員があっちこっちで持ち場を突貫工事している
今回の依頼作業は 親父が造った消臭・殺菌水噴霧装置を既工場より
新工場に移設したところ 全ての装置を新たに設けた為に「噴霧」するタイミングが
新設備に合わなくなり 現場の流れに合わせる事!!
事前に「寒いから防寒具を持って来るよう～」と言われておったので 仕舞い込んでいた
防寒ジャンバーを着 作業に掛かる
室温４度に維持されている中では 南極ででも着用するかの様な防寒具を着た
従業員に新設備の使用マニュアルを教えながら擬似体験している
前の工場の時は噴霧装置設置場所 空調の無い ”暑い・寒い”の建てやに設置
されており この時季の作業は汗拭きながら作業した事を覚えている
防寒具着用
タイミングが合わなくなった噴霧装置に光センサーを追加し それに伴う制御回路も
変更要し 道具を車に取りに行っては室内に入りの繰り返し
温度差 ３０度を何回となく体で感じる
数十分も改造配線作業していると 手袋してない手先が冷たくなり かじかんでしまう
体を暖める為に屋外へと出 体・指先を暖める
メガネは都度曇り メガネのいらない方をうらやましく思う
食べ物を扱うだけに 冷蔵庫と同じ室温で一日中働く仙台美人たち？には
寒暖差に気をつけてください!! と言いたい
美人達によって注文された食材を箱に詰められた後 各家庭の食材として配達される
昨日 ◎城生協さまよりお使いになられて居る 「消臭、殺菌水噴霧装置」
先日の設置場所移動にて 従来 不具合なく使用されていた噴霧タイミングがズレ
追加光センサー ＋ 触覚スウィッチ コンベア上を流れてくる被発泡箱を感知させる
電気回路組み直しに仙台へ出かける
往路は国道４８号 関山街道を使う すれ違うユニック付き大型トラック荷台には
地震による津波で被害を受けた原型も無い程の車が積み上げられ 数えるだけでも
６台見かけられた
津波の恐ろしさが見に沁みる
午後２時より稼動開始となる為に ２時間前には現場入りし 配線の組み換えを行う
（２台分） 万や時間足りない事を考え 配線まとめする余裕すらない
約束時間前には全ての作業を終えることが出来 ２時ジャストにコンベア、その他
機械が動きはじめる
追加した光センサー取り付け位置を多少ながら移動させ ベストタイミングを拾う
完全固定されたセンサーは次から次へと流れてくる箱を感知し ベストの位置へと
消臭殺菌水を噴霧する
次の工程のマシーン（親父には造れない）内に入り込むと薄～いナイロン袋が
見事に収められている
人間の手で １万個の箱に短時間で挿入しよう～と挑戦したところで勝ちそうにも無い
優れたマシーンである
２ラインより流れるコンベア上の箱は整列をなしながら食材を詰める場所へと流れて行く
その先には大勢の方々が居られ バーコードで管理され 各食材担当者のランプが
点燈した時だけ食材を箱に詰める
全てが同一の食材注文でない様である
検収終わり 同じ宮城県内の他配送センターさまに移動するために国道４号を北上
今月５日にも同じ道を走ったのだが 気づかなかったのか７日の余震で壊れたのか
自動車販売会社のショーウインドー窓ガラスが見事に崩れている
画像以外にも数多くの建物のガラスや瓦ぶき屋根が崩れているのを多く見る
コンビニ、商店入り口には
「頑張れ!! 宮城」 「がんばれ!! 東北」 の張り紙をあっちこっちに見る
被災された皆さんに対し お見舞い申し上げます
