ゴムクロ修理日記  ゴムクローラー修理・販売(有)キムラセイコー       0237(86)7377

修理依頼を受けた作業行程・結果などを依頼者並び訪問者に見て頂くための親爺の気まぐれブログ
たまには修理以外の出来事も

ヒメサユリ

2010年05月30日 | インポート

 

  ネットで調べてみた   日本特産のユリで宮城県南部、及び新潟県、福島県

  山形県が県境を接する飯豊連峰、吾妻山、宗門岳周辺にしか群生していない

  「貴重」な植物  野生種は環境省のレッドリストでは 準絶滅危惧に指定されている

  高さは30~50Cm程度 開花時期 6月~8月  花は筒形で横向きに開く

  花は薄いピンク色で斑点がないのが特徴

  

  知る限り 貴重な球根を昨年 中学同級生の方より 5球頂く

  彼知識では 「白い花」を咲かせるのは 2万本に1本位の確立で咲く

  見つけた人は幸せになる ・・・ と言っている

  某山一面に栽培し 球根を商売?としておられる様だ? 今が見ごろとの事

 

 

 

  自宅敷地に植えるところなく かあちゃんが管理し、野菜等を栽培している

  車で10分の畑に植える

  今日は気温高く ツーリングには良い日で在った   000君 昨冬より改造し

  組み上げたオフロードバイクにまたがり 「 ヒメサユリ 」 の様子を見に行く 

  全ての球根より芽を出し花を咲かせている

  横向きに開く花とは知らず 多少弱っているのかと思い 上を向かせて写真を撮る

  ネットで後に知るに 横向きとは ・・・・・・・ とほほ

 

 

  バイク移動であったので 周辺探索   自宅前の 「澄江寺(二の堰)」の源流となる

  サイフォンを眺める

  昔は寒河江川堤防下を通り湧き出る水が恐ろしく見られた。 が 知らずの間に

  川幅が大きくなり イメージが異なっていた

 

 

  写真石碑も以前あったのだろうか? 記憶に無かったが 刻印を見てみると

  昭和16年3月 竣工と刻まれていた

  又 寒河江川サイフォン神社たるものも出来ていた

 

  親父 000君のオフロードバイクを借り 是からの季節楽しむのに 最高ぉ~~~

 

 

 


死んでからか、死ぬまでか

2010年05月30日 | インポート

 

     第十教区護寺会総会  寒河江市高屋 「 光明寺 」 で行われる

  十教区は近隣の20寺で構成され 各寺より住職含む役員が出席し 事業報告

  並び 決算書を協議する

  親父も 「 澄江寺 」 の役員を授かっているので参加する

  毎年 各寺廻り番にて総会会場が変わる 

 

  総会前に20寺の住職による「読経」が始まる  ・・・ 南無阿弥陀仏

 

 

  協議も程通り無く終了し 「 研修 」 へと入る

 

          演題  「 死んでからか、 死ぬまでか 」

 

  講師として 山形市楊0庵  住職 0村尚徳老師  彼の年齢は40歳であり

  寺役員方々の半分程の人生経験しか積んでいない  演題からして 何を語るのだろう

  興味をもち暫し聞く

  スポーツ少年団で硬式野球のコーチを現在なされているとの事で 指導中の経験から

  講演始まる

  現在は各方面より目、耳で技術を得る事が出来るので 子供はスポーツ知識を

  持っているそうだ

  「 コーチ・・ 00大会に出た? どこ守っていた? 何番バッターだった? 」 と一人ひとり

  同じことを尋ねるそうで 気に入らぬコーチとして選択されてしまうと 子供ら指導を受けなく

  なると言う

  話に 「子供は大人を良く見ている」 「今の若い者は!!」の言葉もエジプト時代より使われて

  いる言葉と知る   ようやく この辺から演題らしきが始まる

  

  動物も植物も「 命 」 を持っているが 人間は生きる為に”殺し 食す”

  では 何故「人を殺しては悪いのか?」の質問に対し 「あ~でない こ~でない」と説明

  する前に 「 ダメはだめ 」 とはっきり言える様にした方が良いと言われる

  この様な説明だったら親父も言える

  

  「生きるとは 苦しみであり 思い通りにならない」 ・・・・・・ これが 四苦八苦 だそうだ

  残った言葉に

     1)  正しく生きるとは 自分でハッキリしなければならない

         他より聞いたものは身にならない(自分の生き方は自分で決める意味と思う)

     2)  人は何の為に生きる  自分で答えを見つける

     3)  死んでからでは遅い  死ぬまでが大事

  

  生きるという事は親父にとって チョット難しい講演の様な気がした ・・ 南無阿弥陀仏

 

 

 

 


機械時代

2010年05月27日 | インポート

 

  私の父が亡くなり 早 77日(49日)の日数が過ぎてしまった

  この歳になり 初めての 「 喪主 」 を経験する

  その時は何から手を着けたら良いのか途方にくれ 葬儀屋さんにお任せとなる

  日も過ぎ 落ち着いた日を過ごせるかなぁ~ と思うと 100ヶ日、納骨の法要が待っている

  

  親族のアドバイスにて その日まで 「 位牌 」 に戒名記入(寺、自宅)しなければならない

  墓地には 「 墓誌 」 を造らなければならない

  墓地は父の希望であり 庭風に造りたいと望んでいただけに 自然石を求め

  000石材店さんに依頼し 出来るだけ自然さを強調した風に造る

  そんな訳で 自然石の墓に直接 「戒名」を彫ったので 「墓誌」が無い

 

  墓に直接 「戒名」を彫っていただこうと石材店に相談に行く

  話では 現場に出向き 彫ると 経費が掛かり倍のコストが掛かると説明される

  親父の希望は 自然石を半分に切り落とし 溝を各彫り左右に立てプレートの墓誌を

  差し込む形式にし いずれ来るだろう 親父の名も彫る時にローコストで済む様に

  希望だけは語ってきた。

 

  帰り際 親父 機械に対し興味ありすぎで 見させていただく事に許可してくれた

  磨きあげた墓に 「先祖代々之墓」 の文字をまさに彫ろうとしている所であった

  昔は 職人がタガネを使い 1文字 1文字と彫ったと聞く

  現在は 白いゴム板を彫りたい文字切り抜き 貼り付け ショットで彫ると言う

  墓地に出向き手彫りで戒名を彫る事は出来るが 値がつきますよぉ~と

 

 

  石をカットするのに 各種の機械でカットする

  大きくカットするときは写真の機械で切り刻む。 刃物の丸いカッター先には

  工業ダイヤモンドが着いている。  水を流しながら行ったり来たりして 切っていた

 

 

  この機械は小細工する時に使用するそうで 今日は動いていなかった

  丸、アール 等をつける時は今でも手作業伴う事も在ると聞く

  他に大きい大きい石を切断、加工する時に バンドソーと名のる ロープ状の機械があり

  ロープには定間隔で同じくダイヤモンドが着いていた

 

  親父も色々の会社に伺うチャンスはあるのだが 石切断現場を見学するには

  初めてであった

  鉄を切る、 石を切る ・・・・ 方法は同じ様な気がした 只 刃物が用途の応じ

  異なるのみ 

 

 

 

 

 

 

  


生き返る枯れ幹

2010年05月26日 | 親父の遊び心

 全くの枯木

 

  例年 庭を持っている 雪の多い山形の家々では 「 雪囲い 」 をする

  その雪囲いにこだわっている方々は 我自慢とばかりに数日間の労力を費やし

  競っている

  親父は仕事の忙しさ? ・・・・・ 本音 ”道楽”にて 冬を迎えるにあたり 我が家の

  庭の雪囲いを施さなかった

  手に持てる盆栽を家の中に入れ 昨年の冬を越させた。  しかし 水を与える事なく

  数多くの盆栽を枯らした事は 以前ブログで書いた。

  その枯れた盆栽 鉢ごと捨てずに今まで残していた。

  今日 どうせ枯れてしまったので 処分することに考えていた。

  路地に植えられた木々は大きく育とうと ひっしに頑張っているが 「盆栽」は

  人の手により 姿全体を小さく、小さく そして 幹は太くの観賞用と育てられる運命

  であり、 この太さまで幹が育ったことを考えれば・・・・・ 焼却するのが 可哀そう

 

 さも生き木

 

        焼却せず 「欅」 「梅」 を生かしてやろう~~と・・・・

  この2ッの盆栽はすでに枯れてしまっているので、 生き返らせる訳にはいかない。 

  親父の「遊び心」で生き返らせる手段ひらめく

  今迄 盆栽の事に対し疎い親父  二本とも 「 梅 」 と思っていたので

  縁起言葉に 「松竹梅」 があるので  よ~~し 「松」との組み合わせにしよう

 

  幹の太い部分に穴を明け さも 幹より松の木が生えだして来た事を想定する。

  手持ちの道具を出し穴を明けては見るものの 木が硬い ・・ 作業手間取る

  かあちゃんに聞くに 一本は「欅」と知り 硬い木であることに今更知り 納得する。

 

          さて 主役たる「枯れ幹」  脇役として 「松の木」

  「松の木新芽?」 を求めに 某00山に出向き 「 嫁? 」捜す。  ルックスの良い「嫁」に

  プロポーズしたところ 「 OK 」 言ってくれた? いや 聴こえた? ので

  「松の木新芽の嫁」を頂く事に ・・・・・・・・・ 

  主役の「枯れ幹」  脇役の「松の嫁」 二人の共同生活により ” 捨てよう”とした

  「枯れ欅」 「枯れ梅」 生き返ったようだ

 

  親父の題材     左枯れ盆栽      「座り込んで女性が踊る」

               右枯れ盆栽      「原始人が草原で狩りする後ろ姿」

   

  後は 盆栽いじり幼稚園児の親父が 手を貸してあげるので ”松くん”に育って欲しい。

            但し 「主役より目立つなよぉ~~」 ・・・・・・・

            アレ~ テレビコマーシャルで聞いたセリフ

 

 加工説明

 

 

 

 

 

 

 


クローラー内側全周修理

2010年05月25日 | クローラー修理販売関連

 

  芯金脱落、緩み全周に渡り 修理依頼される。  全周修理を頂くと加硫回数

  が多くなり 他の「急ぎ」クローラー修理入った時は中断せざるを得ない。

  その様な訳にて 「催促なし」 「納期なし」 の条件で修理させて頂く。

 

 

  初行程は全ての芯金を取り外す作業より始まる。

  それにしても 今回のクローラー 表面 余り傷んでいなかった物の

  内側の芯金(鉄芯、ゲタ)全てがゴムと密着していなかった。 今迄良くぞ耐え切れて

  いたと思うと ぞ~~とする。

 

 

  一番大きい加硫機でも 一回加硫につき 9個の芯金埋めしか出来ず

  トータル 6回の加硫となった。

  日々 同じ行程を繰り返して ようやく 本日 全ての芯金を埋める事出来た。

 

           長井の0X0さ~ん 出来上がりましたよ !!

  新品とは申しませんが 全周に渡り不具合の所を修理しました。

  都合の良い時 引き取りに来てください。