毎週水曜日は、寺にお参りに行く日になっている。
約束の時間に寺に行くと、当住職が蝋燭に火を点け我ら一同を待っててくれた。
此処の住職とは、子供時代「おい」「お前」の掛け声で呼び合い、境内で
日が暮れる迄ともに遊んでいた仲。
しかし、 お経が始まると何故か自然と手を合掌する。
本堂での「般若心経」を唱え終えると、位牌堂へとお参り続く。
木造物は過去 寺の住職であり特に立派であった藤堂さまのみに造られたと聞く。
この位牌堂は本殿真後ろにあり 建立当初からの位牌堂で檀家も限られていたので
間に合っていた。 が 今は檀家数も増え20年前位?にさらに位牌堂建立する。
昨年 分家寺(宿龍院)が本家寺(澄江寺)と一緒になり、20年前造った位牌堂中心部に
新たに2段の背中合わせに位牌壇を設けた。
我が家の過去、 長く続いたのか位牌数が数多くある。
亡き父の後を継ぐようになり、親父木村家22代となった。 いづれはこの位牌に
親父の戒名刻まれるであろう? 今後の予定では000君 23代となるが、
多少の年数22代を名乗り、代を無くしたと言われないよう頑張らなきゃ・・・・・
玄関リフォーム初めてから 「なんだ、かんだ」で騒々しかった。
明日の軒天の塗装を残し、 クロス貼り始まる。 仕事に入るや「パテ塗り」
目地部にパテを塗り 平面を造って行く。
パテ乾燥すると、クロス手際良く貼られていく。 以前の玄関とはイメージが
異なる雰囲気になってゆくのが、時間経過する毎解かる。
ぶち抜かれた土壁も今や、ゲタ箱と照明つきの飾り棚が備え付けられ
我が家の玄関では無いような気がする。
写真左側の黒い板は、 明治拾年正月吉日に造ったもので、
「山形県西村山郡寒河江 木村藤右ヱ門」 と記している。何に用いたのかは
知らないが、親父も今物より古い物が好き故、玄関内ではあるが「表札」に
見立て、遊び心で取り付ける。 籐右ヱ門は襲名とされていた。
裏口には、置きゲタ箱以外置かないと決めていたのだが、父が残していった
数々の置物の設置場所見つける事出来ず結果、リフォーム前と同じ場所に戻る。
無事に帰る(蛙)と 他人より抜く(狸)、珠洲(壺)は古い物としてよいのだが、
犬の置物は今一ピント来ない。
ま~ぁ いい事にすっべ・・・・・・・・