ゴムクロ修理日記  ゴムクローラー修理・販売(有)キムラセイコー       0237(86)7377

修理依頼を受けた作業行程・結果などを依頼者並び訪問者に見て頂くための親爺の気まぐれブログ
たまには修理以外の出来事も

奥山儀八郎展

2009年11月11日 | インポート

  MC320  420x44x84  芯金 計21本(2本)修理

  他機種加硫中に MC320加硫前の工程終え 先に加硫している

  クローラー取り外し出来る時間を待つ

  自然冷却し 取り外し出来る様になったらすぐにMC320クローラーを

  加硫する

  MC320加硫待ちクローラーも午後にはセットし現在加硫中

  その間に昨日修理終えた二回目の加硫準備も終えPCに向かう

  本日の夜 何時になるかは不明であるが三回目の加硫セットし 夜通しで

  通電しておく

     長井市の0農機さま  明日 朝までには2本修理出来てます

             引き取りど~ぞ

 

  ・・・・・・・・・・・・・・・奥山儀八郎展にようこそ!・・・・・・・・・・・・

  明治初期より 創作版画、広告版画、伝統版画に渡って活躍した松戸在住

  だった版画家・・・・奥山儀八郎

  ニッカウヰスキーのラベルデザインで知られている(1907-1981年)

  明治40年2月17日生 上坂雅人(こうさか がじん  明治10年生 京都出身)

  に学び 昭和3年日本毛織に入り 木版多色刷りの広告版画を製作  6年に

  フリーとなり 東京広告美術協会を設立する

  戦後は日本版画研究所を設立し 初代 歌川広重の「東海道五十三次」の復刻

  や風物版画を手がけた

  昭和56年10月1日死去 74歳  山形県寒河江市出身

  彼の数々の版画作品の中の一部

  「寒河江澄江寺の庭」をスケッチ、版画出来た時に澄江寺に送ってくれたと聞く

  寺とは何の繋がりあるのかは不明であるが 数枚送ってくれたと言う

  その一枚を頂き 額に入れ眺めさせて頂いている

  題  「寒河江から月山」   昭和50年11月

  題  「西村山郡役所」  昭和53年9月8日

  題  「上杉鷹山公之像」  かの有名な

  「なせば成る」

     「なをねば成らぬ」

        「なにことも」

           「成らぬは」

              「人のなさぬなりけり」

  この版画には 鉛筆でサインされており  初 200-169  と走り書き

  されてある  初版刷り 200枚刷った中の169枚目の版画を意味する

  奥山儀八郎氏の版画には全て 鉛筆で「英文字」と「漢字」でサインされている

  死去なさる数年前の作品であり「澄江寺の庭」が最も新しい作品かも?しれない

 

  ・・・・額より出して撮影すれば良いのだが親父の性格「面倒くさい」が優先し

     ガラスにフラシュの光が反射しているのが気になる・・・・・・・