ゴムクロ修理日記  ゴムクローラー修理・販売(有)キムラセイコー       0237(86)7377

修理依頼を受けた作業行程・結果などを依頼者並び訪問者に見て頂くための親爺の気まぐれブログ
たまには修理以外の出来事も

R1-22切断修理

2010年09月30日 | クローラー修理販売関連

 

  この辺で クローラー修理の事を書かないと 仕事さぼっているのかと思われるので

  本来の目的である作業内容を更新します

                  熊肉を下さられた隣町の00さん  R1-22切断修理と芯金

  脱落修理持ち込まれ 急ぎ故 修理に取り掛かる

  継ぎあわせるワイヤーを挿入する範囲を丸鋸で切り取り ジェッターを用いて

  ワイヤーが現れるまで古いゴムを剥ぎ取る

  表面を剥くと切断箇所の芯金が4個緩んでいる   勝手な想像ですが 初期症状

  として 芯金周辺に亀裂が入り ジワジワと水、泥が浸透し芯金が緩み出し

  その後 ワイヤーを腐食させ 切断へと進行するのでは?と思う

 

                            芯金埋め込む前写真

  ワイヤー並べ作業途中  溝掘られている部分にビッシリ並べられる

 

  この状態よりさらに出来上がりを考え ラグ形成なる様に生ゴムを積み上げる

  加硫機に熱せられプレスされる事 数時間

 

 裏面

 表面

 

  は~い  治りました  引き取り ど~ぞ

 

 

 

 

  

 

 

 


親父の造った機械 役立つ

2010年09月30日 | 省力機械

 

  地元新聞を見ると 国土交通省の県内の主な事業が紹介されていた

           「月山地区 直轄地すべり対策」

  県内中央部、内陸と庄内にまたがる月山地区で昨年度から 「月山地区地すべり 

  対策事業」が行われている

  地すべりが発生すると 大きな被害を及ぼすことからの対策事業

  月山西側~南側の山麓では 月山が噴出した火山堆積物によって地盤が

  おりもろい地質となっているので 雪解けの時期には地下水位が上昇し、地すべりが

  起き易くなると書かれていた

 

 

  地下水を抜く「抑制工」と物理的に食い止める「抑止工」がある

  メーンに 地下水を集める井戸「集水井」を造り 排水路に流す工法

  この集水井に水が集まるように 穴あき塩ビパイプを放射状に差し込む

 

 

  この塩ビパイプに5mm穴を寸分狂いなく50mmピッチ千鳥に明ける機械の

  開発~製造までの一貫作業を某ボーリング会社より受注受けたのは

  2000年9月と鮮明に頭に残っている (HP 省力機械に挿入)

  設計にあたり メカ機構を自分なりに考え 満足いく機械を造りたかったのだが

  「発注元の予算」に合わせての設計、製造だけに多少満足しないのが悔やむ

  あれから 12年間もの日々 塩ビパイプに穴明け続け 各方面に単品として売り

  また 自社で請け負った現場で使用されている

  

  親父も多少なり 裏方として役立っていると思うと ・・・・ 目尻が下がる

 

 

 

 

  


子熊捕獲

2010年09月28日 | その他 出来事

 

  クローラー修理依頼で持ち込まれた時に 「熊肉」を持って来てくれた隣町の00さん

  今日 寒河江、県合同庁舎にて 「銃の取り扱い講習会」に参加され 帰路に

  クローラー修理進行状況を見に来られた 

  切断箇所は全て処理終わり 継ぎ合わせる行程へと進む

 

 

  熊肉ご馳走になった御礼を申すと 話題は熊の事になる

  今年は山に食べ物少ないのか?人里に降りてくる熊が多いと新聞で知る事出来る

  この方 駆除の為に設置依頼された ”わな(おり)”の中に「小熊」が入っていた

  生まれたての熊はネズミの大きさ位と知る 

  今年の冬眠時期に生まれた様で それから8ヶ月 写真までの大きさになっていた

  捕まえてみると 子熊は本当に「可愛い」と言われている

  が   大人熊は 警官立会いの下 「適切なる処理」をすると詠っている

  殺せ!! 食べて良し、肉を売っても良し? など一切の指導無く あくまでも

  「適切なる処理」を願う暗黙の決りだそうだ???

  この小熊は自立すること出来ないらしく 適切なる処理のもと 米沢の保護施設へ

  運んだ

  また こんな事も言われていた

  月山麓 大井沢にも熊が出没し 新聞ざたになったのを知り

  静かなる大井沢民宿でのくつろぎをと予約している方々より 「熊居る様でキャンセル」

  になったり 地元西川町役場には 「動物愛護団体」と称する方々より

  「何故 熊を殺すのだ!!」とのお叱りの電話が頻繁に入り 困り果てているとも聞く

 

       さぁ~~ どちらが良いかは 皆さんの判断として下さい

 

 

 

 


体力つく?

2010年09月28日 | 親父の遊び心

 

  山形県内の各家庭には必ずと言って良いほど普及し 最低でも1台は持っている?

  と思われる 『石油コンロ(サロンヒーター)』      (小屋に眠る)

  我が家には 未使用含む4台もある   いやそれ以上かな?

  かあちゃんの1日の始まりは このコンロに火を点ける事から始まる

  当家では IHコンロ 3口 200Vタイプ  1口 100Vタイプで調理する時代となって

  しまった   今年の様に暑い夏などは 放熱の無いIHで調理すると 台所もさほど

  暑くならず エアコンも多少なり効く

  逆に これから迎える冬季になると その分 寒い  エアコン暖房したところで

  何となく寒い

  こんな時には 暖房兼ねての調理器具となる

  長時間 煮炊きする時に役立つ  コンロ兼暖房用品として台所 他場所に

  常備品としてある

  以前 関東方面では購入できなかったようで 横須賀の伯母に送った事を思い出す

 

 

  このコンロで昨夜 頂いた『熊肉』をコツコツと水煮する ・・・・ 当然かあちゃん

  教えられた通り 一度水を切り 再度水煮が始まる

  熊肉は”硬い”と事前に聞いていたので 多少の「重曹」を入れ 柔らかくなるまで

  煮込む   隣で一升瓶を立てて飲んでいる親父の”酒”をドボドボと入れ

  生醤油、砂糖で味付け

  酒の肴として 味つかないうちに 鍋の蓋を開けては「パクパク」 どれ程食ったのだろ~

  今朝は未だ胃がもたれている

  前には 熊肉を焼き肉にして食べた事はあるが 味付けした肉は初めての体験であり

  別味を知る

 

  感想 ・・・・・ 砂糖のせいもあったのか 脂身は美味しかったぁ~~~

           赤身は牛肉と比べ 多少硬い 呑込むにも数回と無く噛み切らなければ

           ならなかった  思っていたより ”くせ味”無いのには ビックリ・・・・・・・・

           お蔭で 気持ちスタミナついたみたい 

 

 

 

 


熊肉頂く

2010年09月27日 | インポート

 

  近郊の稲作を趣味?としている半農家の方が  クローラー修理依頼に訪れた

  クボタコンバイン R1-22  切断修理 と 芯金脱落 3箇所 計2本

  今年は稲刈り時期に雨が降り 田んぼはぬかるみ状態で最悪だ!!と言う

  この方は既に稲刈りを終えており 一安心してはいるのだが

  コンバインより取り外されているので 一本を急ぎの修理品として

  他はスペアーとして持って置きたいとの事で修理預かる

 

 

  初めての修理お客さまにも係わらず 丁寧にも「熊肉」をお土産に持って来てくれた

  趣味として 鉄砲撃ちをなされており 今年は異常に「熊」が多いらしい

  お蔭で 数頭の熊を撃ち取るが出来 タップリ冷凍保存出来た様だ

  その一部を親父の所へ・・・・ 

  食べ方として 水煮をした後 一度湯を捨て さらに水煮をし 普通の肉として

  味付けを施し食べると良いと教えられる

  焼き肉としても食べられるが 厚くスライスしてしまうと「ゴム状」の様になり

  薄くスライスしなければ・・・ とのアドバイスを頂きながらも 味噌汁の具として

  食べるのが一番だそ~だ

           滅多に食べる事の出来ない ・・・ 熊肉汁

  今日の夕食かなぁ~ いや 明日の食卓かは今の所 わかんねぇ~~~

 

        早く食べたぁ~~~い  かあちゃん 料理してぇ~~~