生協書籍部五大学ランキングが更新されておりました。
なんと、東京大学では、1位返り咲き。大阪大学でも3位。
うれしいなあ。購入してくれた皆様、ありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたします。
東京大学の9月というと、法学部・法科大学院の試験があり、
図書館なども法学部・法科大学院生がいっぱい
というような感じだったなあと思い出します。
大阪大学の法学部・法科大学院も9月が試験なのでしょうか?
ご存じの方は教えてくださるとうれしいです。
ところで、私の同僚に西村先生という方がいて、
美濃部憲法学の専門家なのですが、
先日、次のような趣旨のご指導を受けました。
「美濃部ハ憲法撮要ヲ出版シテ後、
講義ノ評、著シク低減ス。
是、講義ニテ撮要ヲ読ミ上ゲルノミノ故也。
余ハ心配ス。
『急所』出デテ後、木村准教授ノ講義、
如何ニ為スヤト。」
と、要するに、『急所』が出た後、
それを読みあげるだけでは、学生が苦痛ではないか、
ということであります。
(まあ、あの美濃部『撮要』と『急所』を並べて語ること自体が問題ではありますが・・・。)
ちなみに美濃部先生のこの逸話は、あの柳瀬良幹先生の著書の語るところのようです。
柳瀬先生は、とても偉い行政法の先生ですが、とにかく伝説が多く、
公法学会の飲み会では、『古今東西柳瀬伝説』をやると、けっこう盛り上がります。
みなさんは、いくつ知っていますか?
・・・。
話がずれました。私は、柳瀬先生のファンなので、
柳瀬先生の話になるとあつくなってしまいます。
さて、「読み上げるだけの講義では学生が苦痛」問題は
確かに心配されたところでありました。
あの本を教科書にするとして、どんな講義をすると良いと思いますでしょうか?