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木村草太の力戦憲法

生命と宇宙と万物と憲法に関する問題を考えます。

ご質問について

これまでに、たくさんのご質問、コメントを頂きました。まことにありがとうございます。 最近忙しく、なかなかお返事ができませんが、頂いたコメントは全て目を通しております。みなさまからいただくお便りのおかげで、楽しくブログライフさせて頂いております。これからもよろしくお願い致します。

そのBGMは・・・

2011-10-14 16:32:25 | ちょっと一言
空耳アワーというのは、
まったく場違いな空間に「笑い」を持ち込むものである。

先日、私が、レストランにて打ち合わせをしていたところ、
空耳史上最高傑作のひとつとされる歌曲が流れてきた。
のびやかに、「あああああー」と歌い上げる例の作品である。

ドイツ国法学の核心に迫るような議論をしている最中に、
その部分は唐突にやってきた。

現場では公務員の地位をめぐる高度な理論の分析が進行していたが、
私は笑いをこらえるのに必死という、大変困った状況に追い込まれていたのであった。

・・・。
BGMの選択は、ぜひ、空耳に詳しい人物にゆだねたいものである。

砂川政教分離訴訟(完)

2011-10-14 16:21:23 | 憲法学 砂川政教分離訴訟調査
この連載が、このような形で終わるのも
なんなのであるが、
結局、違憲の結論はバブル景気により支持されたいた、
ということになる。

砂川市と神社所有者A氏との契約以降、
日本の土地の価格は
バブル崩壊まで上がりつづけた。

戦後直後から1990年まで、
土地価格は100倍ほどになったと言われる。

そうなると、
1200平米の学校用地+利子を、
250平米の土地の固定資産税で返却することも
不可能ではなかろう。

従って、歴史のある時点で、
砂川市は借金を完済し、
それ以降は、土地の無償提供は「特権」になった。


・・・。

以上のような読み方は、あまりにも
金に細かすぎるような気もするが、
少なくとも、
砂川市が、問題の土地の旧所有者から
学校用地も受贈していた、という要素は
判決において非常に重要な要素であるように思われる。



空知太小学校校庭の様子
さくのない開放的なつくりになっている

詳細についてはぜひ、
自治研究87巻4号をご覧いただきたい。

この連載をここまで読み進めて頂き、まことにありがとうございました。