は2柱リフトで宙吊りとなった我がカレ2のフロントタイヤハウスを下から覗き込んだ図です。
上部真ん中に見える穴が前回の(手前がフロントストラット)で見ていただいたフ
ロントストラットの右側アッパーマウント(黒いゴム部分)を受ける部分になります。
その左手の螺旋状に線が巻き付いて見えるものがブレーキホースです、オリジナル
はラバー製のホースで、純正は十分な強度、耐久性を備えていますが、今回はステ
ンレスメッシュの物に交換し、耐久性とブレーキタッチの向上を目指します。
反対の右側を真っ直ぐに降りる黒いケーブルはブレーキキャリパーに繋がるパッド
センサーのケーブル。パッドの消耗期限が近付くと電気信号で警告灯を点灯させます。
そのケーブルを下に辿ると黒いブーツが見えますがこれがステアリングラックから伸
びるタイロッドとタイロッドエンド。ステアリングを操作する事によりこの部分が出たり
入ったりして、フロントタイヤに舵角を与えます。
タイロッドは通常ラバージョイントされている物が使われますが(964RS、993RS
も。。。)ステアリングのレスポンスとダイレクト感を出す為に、993CUP(レース用)
のボールジョイントを採用します。
また、その左手に水平方向にボルトが見えますが、ここにロアアームが取り付けられ
ボールジョイントを介して、ナックルが付きブレーキローター、キャリパー、そしてホイ
ールがセットされます。