雨の晩に訪れる居酒屋。

5月16日(木)　

ブランド革巻きボールペンが届いたので

検品作業が忙しいので、ランチは久しぶりに外食。

　　

浅草橋袂のイタリアンレストラン

半バイキング形式のランチ。

メーンをパスタか鶏肉、ビーフかを選ぶ。

私は鶏肉　こんがり焼きあがった鳥は旨かった。

　　 

午後から金融機関にて打ち合わせ

その後、人形町で首吊り治療中にメールが入り

「お客様が来ている」

16時半、身長188センチ

実業団で走り高跳びの選手だったお客様が待っていた。

弊社から　蒔絵万年筆を購入。

お世話になったクライアントにプレゼントするのだ。

新潟出身なので実家で採れたての竹の子とアスパラを戴く。

竹の子を生で醤油とワサビで食べる。

新鮮で旨いな！

有難うございます。

 

18時過ぎ　雨が降り出した。

止みそうにない。日本橋に出かける予定だったが止める。

両国橋から越中島へ徒歩も厄介だ。

両国から錦糸町まで歩くことにした。

カバンは持たず、傘のみ。

20時、横道　裏通りを歩く。

暗い道の先に大きな橙色の赤提灯が近づいてくる。

大きなケヤキの葉先から雨の雫が耐えかねてポツリと落ちてゆく。

提灯に江戸文字　やきとり　板彫りにかちかち鳥、竹垣

その奥に赤とオレンジ色の店内が見える。

店主は私を覚えていた。

カウンターに腰掛けた。

八海山が升とグラスに入り出てきた。

牛筋煮込みも頼んだ。

清潔で静かな店内。

厨房は細身の店主とホールに女性一人。

客はカウンター席に一人、テーブル席に3人だけ。

 

居酒屋としての立地条件は決して良くはない。

両国駅から距離もあり、裏通りであるが

 

そのハンディーを乗り越えるべき

店主が独自で覚えた料理と

長年サラリーマンとして居酒屋巡りを実践

その感覚と感性を表現している。

只旨いだけの店、安いだけの店、駅傍の店

立ち飲みの店、無愛想な店、詐欺的な店

経営者と呑み助は酒を通じて互いに選択している。

店主は料理、酒、長年のサラリーマンとしての実体験を

お客様との会話に生かして

今宵も癒されて家路に向かう。

 

零細経営は一秒足りとも気は抜けない。

 

本日の歩数計

18.005歩

12.964ｍ

2時間36分

898カロリー

異常でした。