馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

基地の町から焼き鳥の町に変貌。

2022-06-06 07:05:24 | 日記

続きです。
58年前の小学校のが現在の移り変わりを
ひとしきり眺めた。
学校周囲は雑木林に囲まれ
野兎がいた、もぐら、蛇もいた。
駅に向かうに道筋には
50年以上前、 アメリカ軍人が、徘徊
西部劇を観ているような、板塀がブルー、ピンクに染めた
2階建てが通りに並び
時折、ジープで憲兵が、
 ONLY と書かれた看板の店に
立ち入るのを見かけた。
中学生の頃、けばけばしい建物の2階は
買春部屋だとの噂があった。


60年の幾年月が輪廻である。
およそこの世のことで、いつまでも変わらぬものはなにもない。


道があり、通りがあり、曲がり角があり、路地があり路地裏があり
人々が歩いていく、どこへいくのか誰も分からない。


中学高校大学、社会人28歳まで暮らし


時代の流れに添い、成長してやがて家を離れた。
通りは密集した住宅地に変貌。

あの頃いた教師は、黄泉の谷を渡ったであろう。
夜 職員室で宴会が開かれ
僕も日本酒を飲まされ
目が回り、教師が用務員室から
ヤカンに入った酒を持ってきてくれと言う。
酔いで動けず女性教師に代わってもらった。
小便は 便所ではなく
子供達が 手洗いする廊下に設置された水飲み場。
教師の実態を知るのだ。
不良少年と観た映画館は既に消えた。
スマホで映画ローマの休日を観る。

基地の町は焼き鳥の町になった。
確かに、焼き鳥屋の看板が多い。
朝 妻が午後から雨が降るから
折りたたみ傘を持って行きなさい。


午後2時 散発的に雨が降り出し
ヒョウも空から襲ってくる。
フォーウエイバッグから取り出す。
営業中の店があった。
客は僕一人。
個室に案内される。
愛嬌のある若い女性がスマホでQRコードを読み取って
注文してください。
生ビール ハイボールを注文
焼き鳥も数本頼んだが
どれも旨くない。


早々に退店。
外に出ると、店の女性が背後から
「傘忘れました」の声。
「昼間から 居酒屋で働くのは大変ね」
「いいえ そんなことないですよ」
「最近 愛媛松山から出て来たんです」
「結婚相手がこちらで働きたいうので来ました」
「八幡浜に住んでいたのですが、どうしても、都会に出たくて」
「八幡浜は風光明媚なところでしょう」?
「いいえ やっぱり 田舎なんです」
その言葉に直ぐ思い出すのは
「海辺の町から」のブログ作者女性。
淡々と海辺の町での日々の暮らしが綴れられ
情感が漂う日常生活が語られる。


続く。


ここで 私の折りたたみ傘を披露。
海外からサンプルで仕入れたのか?
思い出せない。
一般の折りたたみ傘は軟弱で風に弱い。
骨組みは硬く、2段折
雨水除けのケース入り
フォーウエイバッグに収まる。














雨降りお月さん(寺内タケシとブルージーンズ)