goo blog サービス終了のお知らせ 

馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

先輩は肺癌で余命1年。

2019-12-07 08:53:11 | 日記

高尾山ハイキング 続き

 

 

先輩からの、電話は衝撃だった。

 

○○は 肺癌で余命1年らしい。

今後回復治療もダメらしい。

お前とは 色々あったから一応伝えておく。

 

私が1年部員の時 4年生であった。

 

入部して5月

先輩は北アルプス滝谷で70m滑落したが命は助かった。

登山への情熱は老いても衰えなかった。

ロッククライミングが部内一 うまかった。

 

後に ヒマラヤヌン峰を初登頂した時の登攀隊長。

 

先輩との様々な確執があった。

 

 

私はOB会と断絶した。

 

一切 関わりたくなかった。

友人の死去に伴う見せかけの周囲のパフォーマンスが耐えられなかった。

 

先輩との関係を回想した。

 

定年後 先輩は膠原病発症。

戸建てを売り、多摩の高層マンションの25階に住んだ。

歩行困難となり 毎日 富士山を眺める日々を過ごす。

 

登山では幾多の困難な登攀を乗り越えた。

しかし、身体内部の病は乗り越えられない。

 

同期の滑落死

 

妻との関係

 

 

葬儀には参列は叶わないだろう。

 

夫人にとっては、私達夫婦は憎しみの対象なのだ。

 

何かを私達がしでかした訳ではない。

利用されただけだが、絡んでしまった感情の縺れは

ときほぐせない。

 

不条理は世の中には誰の生活にも突然やって来る。