馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

アイビーが覆う館で、フランス田舎料理を食べる。

2016-03-05 17:20:13 | 日記

3月2日(水)

大学病院を出て、246号線を渋谷に向かった。

 

 

たまには、しゃれたランチでも食べよう。

246号線を左折して山手通りを歩く。

お袋がいる介護病院近くまで来た。

松涛の坂道を下る。

 

お袋の見舞いの帰りに通る道沿いのレストランに入ることにした。

 

 

宵闇に、若いカップルが寄り添うカウンター席に

老夫婦が入るのは勇気がいる。

昼間なら大丈夫だろうと思ったのだ?

 

目指した小さなイタリアンの店は閉じられていた。

案内表示には、ランチタイムと書かれているのだが

12時13分

アイビーが壁を覆う建物に向かう。

仕方ない、3年前に妻娘で入ったフランス田舎料理の店に入った。

 

 

満席なので外で少し待った。

店内は若い女性ばかり。

窓側のカウンター席に案内される。

 

セットメニューを注文。

妻のガレットはハムチーズ、チョコレートクレープ、コーヒー

 

  

私はトマト卵 バター砂糖レモンクレープ

 

飲物は忍者ラガー。

このビールブランド名は忍者なのに ベルギー産。

 

ベルギービールは旨いはずなのだが

炭酸が抜けてビールらしくない。

そば粉を使った食べ物は 日本のもんじゃ焼きみたいなもの。

濃厚で美味しい。

クレープも濃厚だ。

テイクアウトはNOだ。

 

妻は食べきれずクレープを半分くれた。

私が物足りなそうにしていたのが分かったのだ。

(後で 腹減ってカップヌードルを事務所で食べた)

12時50分店を出た。

店内の女性客はおしゃべりに夢中。

私達より先に入ったのだが

テーブルに料理はないが席を立たない。

外で待っていたカップル達は諦めたようだ。

 

古い話だが 武道館近くでレストランを経営していた先輩の店。

飲んでいた時、武道館ライブが終わり

女の子達がレストランに入ろうとした。

私は出ようとした。

先輩が言った。

「そのまま いてくれ」

「女の子達が入ると飲み物だけで閉店までいる」

「商売にならない」

 

中年紳士と女の子のカップルでないと

売上は上がらない。

同感!

バブルはじけて、経費使えないサラリーマン幹部。

今では、よれよれのスーツで立ち飲みだ。

 

13時 お袋が待つ介護病院に向かった。