馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

丹沢 高取山 バイリンガル少女に出会う。Ⅲ

2014-11-24 17:02:44 | 日記

11月22日(土)

丹沢高取山Ⅱの続き

14時25分 弘法山に着いた。

秦野への下りの道に入った。

 

英語で話す少女の声がする。

ブラウンの髪に少し金色が混じる少女が二人。

お父さんに話しかけている。

10歳前後の姉妹のようだ。

 

お父さんは二人を無視するかのように

先にどんどん歩き出す。

 

少女二人は枯れ枝を持っていて

お父さんが離れた途端

「コッチの棒がいいよ」

「これを引っぱて行こう」

「線を引きながら行こう」

 

突然 流暢?な日本語会話だ。

 

日本語をしゃべれないお父さん

お母さんは一緒にいないようだが

ハーフには見えず。

純然たる色白の外国人に見える。

 

英語と日本語を見事に使い分けるバイリンガル少女を

山中で見るとは驚き。

 

弊社に15年前 中国人留学生が仕事していたが

卒業後アメリカに渡った。

彼女は北京語は当然、日本語は日本の大学、英語はアメリカの大学で学んだ。

優秀な中国人と結婚した。

旦那はアメリカの研究所に勤務。

グリーンカードを取得して、中国籍を捨てた。

現在は夫婦と息子一人でロスアンジェルスに住んでいる。

先日 その中国人女性から弊社のデザイナー女性に電話がかかってきた。

彼女達は日本の大学の同級生なのだ。

 

会話内容は、ディズニーランドの近くに自分達の住まいとは

別に住宅を買った。

ペンションにして観光でディズニーを訪れる

中国人を宿泊させる。

 

彼女が買った住宅

 

優秀なビジネスセンスがある女性だ。

お父さんも共産党幹部だが

来日して私達と交流してからは

親日になり、中国が嫌いになった。

 

外国言語を身につけ、文化を知ることが

如何に反日、嫌中の齟齬を解消させることが出来る。

 

台湾人は中国人が大嫌い。

 


丹沢 高取山 優しいオジサン?Ⅱ

2014-11-24 15:10:24 | 日記

11月22日(土) 

丹沢 高取山1の続き 

帰宅して入浴後、リュックの整理。

飲んでいないポカリスエット500mlが残った。

歩き始める前に鶴巻温泉駅前のコンビニで2本買った。

私は原則、登山中は水分を一滴も取らない。

大学山岳部時代に訓練して、緊急時以外飲まないのだ。

勿論、登山中に水場、或いは沢があれば補給するが・

今回もミカンを一つ食べただけ。

では、もう一本はどうしたか!

 

高取山から下山して弘法山に向かった。

急峻な登山道は大小の石と木の根の下りは滑り易いので

慎重にゆっくり下った。

加齢を重ね、筋力の衰えで登りも辛いが

下りの方がもっと厄介なのだ。

山での事故は下山中が多い。

足腰の疲労から、石に躓いたり、木の根に引っ掛けて上体を支え切れず

滑落するのだ。

 

筋肉の弾力性が失われるので、一歩下ろすだけでも

膝と足指に負担がかかる。

山道を見下ろすと、若者が軽快な足取りで登って来る。

山道は登り優先なので、脇に避けて待つ。

若者は私の下まで来た。

立ち止まって

「あの~ この先には水が飲めるところはありますか」?

「頂上まではない、下っても蓑毛のバス停近くまで行かないと無いよ」

「どうしたの」?

「昨日夜、家で水を用意したのですが、リュックに入れるのを忘れた」

住まいは鶴巻温泉で21歳の大学生と名乗った。

若者だけに新陳代謝も激しいから水分の消耗が激しい。

私は、リュックからポカリスエットを取り出し

若者に渡した。

若者は丁重に「ありがとうございます」と礼を述べ

急登を勢い良く登り、樹林の中に消えて行った。

 

下りながら、これは親切なことか? 優しいことか?

同情心か?

チョット考えてしまった。

この山道ルートで水無しで危険なことはない。

喉は渇くが3時間程で水がある処まで辿り着く。

私に出会なければ、又は他の登山者だったら

水を渡しただろうか?

若者の安易な準備と行動

無知が周囲を巻き込むのだ。

 

彼にとっては、単なる親切で優しいオジサンでしかない。

直ぐに忘れてしまう出来事。

水無しで登れば、不安と渇きに苦しむ。

これからの人生では、そのような状況下の実体験を踏むのが良いはずだが?

 

私はいつも、お人よしで人生騙され続けてきた

相手に無償で与えることによって、酷い仕打ちに遭ってきた。

 

今年の5月4日 丹沢 高松山登山でも、負傷した女性に遭遇した

 

中高年も含めて、手軽な登山ブームは安易な危険が潜む。

40年前は一定の山好き青年が登山本を読み

訓練したが、今は ネットでハイキングコースを検索

コピーして登山口まで車でやって来る。

 

ジャージ上下のオジサンは、山林の伐採人にしか見えない。