世間は狭いⅢからの続き
私たちは懸命に長野夫婦を支え続けた。
相手にしてくれるのは私とその仲間だけだった。
居酒屋で会った紳士から 九段ススキ本店長野利男の
いい加減さが次々に語られた。
私の友人も、知り合いの会社社長も長野から、心身が壊れるほどの
嫌がらせを受け入院したと言った。
その後 九段スズキ本店 長野夫婦の実情情報が
入るようになった。
東京では 九段スズキ本店と取引先会社（仕入れ）は皆無だった。
致し方なく、長野は大阪と名古屋のバッジメーカーに依頼した。
名古屋のバッジメーカーが、長野に近づき
甘い耳障りの心地良い言葉で近づいた。
苦労知らずで「社長。社長」と持て囃されてきた長野は
有頂天になり仕入れを任せた。
この男は又もや暴走が始まったのだ。
忠告を聞かず、懸命に支える息子に対して
「他に幾らでも安く綺麗に作るところはあるんだ」
「お前の親父が死んだら、後は知らね～」
事有るごとに息子に嫌味を言い続けた。
長野のところから帰るといつも暗い顔をしていた。
息子は黙っていたので、長野の恥じずべき言動を
他人から聞いたのだ。
私には 分かっていた。
必ず 名古屋の会社に騙され、仕事を乗っ取られると確信した。
2チャンネルで今努めてる会社を乗っ取るにも記載された。
http://www.logsoku.com/r/manage/1053507929/
長野夫婦は 学習院大学の同級生でボート部にいた。
それが自慢で世間にセレブ夫婦であることを示そうとした。
しかし、実際の二人の出自はマイナーで
高価なブランド品を身に着け、学歴を吹聴するのは
コンプレックスの裏返しで、金持ちだとか貧乏出身とかではなく
幼い頃に受けた知識、教養、技能、趣味、感性等、日常生活文化資本が貧しいのだ。
幼い頃の環境に親から躾けられた貧困な性根なのだ。
これは一生脱却できないらしい。
周囲の関係者の声を聞いた。
身近にいた女性は
「どうやったら、あのような理解できない異常人格が出来るのだろう」？
取引先社員
「長野は金がある下賎な女と打算で結婚しただけ」
「愛情なんて感じてない」
元女子社員
「俺は婿さんだ、跡継ぎなんだ」と傲慢な振る舞い。
「最低よ」！
７２歳の元大手会社部長
「俺が生きた中で一番酷い奴だ、人間の屑だ」
「あれでは母ちゃんに捨てられる」
７４歳元大手会社役員
「狂ってる、異常だ」
取引先社長
「全てが杜撰でやりっぱなし」
中国人女性
「日本人にもこんな恩を仇で返す人がいるのですね」溜息ついた。
元警察幹部の友人には忠告された
「社員全員、取引先、金融機関の誰もがＮＯと言った奴の言葉を信じてはいけない」
長野の下にいた幹部は私の事を馬鹿にしていた。
なぜならば、私が長野の言葉を信じてること
「何時、長野の実像が分かるのだろうか」？
みんなして笑いながら見ていたそうだ。
世間は狭いⅤに続く
