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松平忠直



昨日、碇島(いかり山)を訪ねました。
奇妙なことに、徳川家康の孫である松平忠直公廟がありました(写真左)。徳川御三家・越前福井のお殿様であった忠直公の墓がなぜ大分に???



六角形の公廟の横にこんな石造物が。
左の石を見て「十字架じゃないか」と桂子に言いました。
大分は江戸幕府による禁教令以前にキリスト教が広まった地域です。たくさんの宣教師が布教し信者も多かった。江戸幕府による禁教によって、隠れキリシタン化し、マリヤ像は子安観音像をかり、十字架も神社の卍型や花型をかりたりして信仰を続けたのでした。



ひょっとして、松平忠直公とキリシタン信仰につながりがあるのではないかと思ったのですが・・・やはりその可能性があるようです。検索すると下記のような記述がありました。忠直はキリシタンだったということになります。

ローマ法王庁に現存する宣教師・フェルナンデスの報告書は、忠直について「私が思うに、気高さにおいて彼と争うことのできるキリシタンは現在の日本にはおりません」と書いている。フェルナンデスは、忠直に洗礼を授けたイエズス会所属の宣教師である。
http://homepage3.nifty.com/imai-kimio/05dokyument/08samurai/baibun14.htm

徳川家康の孫が洗礼を受けてキリシタンになってしまったなんて、あってはならないことだったでしょう。それで越前藩主の座を追われ、大分に流された可能性があるわけです。彼のことはもっと調べてみたいと思います。

それはともかく、この小高い山が非常に強いバイブレーション・気・エナジーを持っていることに驚きました。いかりやま温泉とセットでたびたびここを訪ねてみたいと思います。