ホーチミンから車で有料道路を使って2時間あまり。
(ちなみに高速道路はありません)
郊外の道路沿いにはまだ若い合歓の木が植えられています。
そして、広がる田園。三毛作が可能なベトナム。
ちょうど米の収穫の時期です。
7~8人ほどが脱穀作業をしている風景がちらほら。
初めて見るのになんだか懐かしくて胸がきゅぅっとします。
ところどころに蓮池も広がっています。
ミトーの街に着きました。ここからは舟に乗り換えです。
中学校の地理の時間に覚えた「メコンデルタ」を行くんですよ。
机上の世界が、とうとう目の前に広がろうとしているのね♪
これに乗って島を渡り歩きますよ。
泥色をしたメコン川。川幅3km。それでも今は乾季だからお水が少なめ。
ホーチミンに降り立つ前、ベトナム上空からみた大地。
赤茶色をしていました。
もっと緑色をイメージしていたから印象的でした。
わたし、きっと、この色を見ていたのかな。
今はテト。だから舟もお休み中です。
これは貨物船。
欠かせない舟用のガソリンスタンド。
これは違うんだけど、シェルをよくお見かけしましたよ。
お魚を養殖しています。
おうちの中ではハンモックを吊ってみんなお昼寝中。
川の上に立つおうち。
頼りなさげな足だと思うんだけど、上手に組まれています。
アンテナがたくましさを物語ってるって思ったんですよ。
さぁ。今度はちいさな手漕ぎの舟に乗り換えるんですよ。
重い物をたくさんのせたら水の中に落っこちちゃいそうだけれど。
水の近くに住むのがささやかな夢です。
確かに不安定で落っこちちゃいそう。
ただしメコンデルタでは、雨季で洪水が続くと床を上げたりすることが必要になるので、逆に簡便なつくりの方がいいのかもしれないですね。
ホーチミン市内の繁華街のお店も2階に上がると気持ちが悪くなったりしました。
どうやら床が平行じゃなかったり、安定していなくてフワフワしたりするからだと思います。
私はそれだけは最後まで恐くて気持ち悪くて慣れることができなかったです。
私は川沿いに歩いて2~3分の場所に住んでいますよ。
冬はほとんどお散歩しないですけれど。