夕刻。クンストハウス・ウィーンを訪れましたよ。
前日おとずれたヴァッサーハウスの近くにあるフンデルト・ヴァッサーの美術館。
ヴァッサーのデザインの中では比較的おちついた感じもあるけれども、
やっぱり周りの建物との違いは際立っていて、
離れた場所からもすぐにわかります。
ただヒトコト「市松模様」なんて云っておしまいにはしたくないような。
モザイク。みたいな。パズル。みたいな。
どこか落書きのように自由で。でも独特のリズムがあって。とっても素敵。
曲線や凸凹は外観だけではありません。
建物内部も細部にいたるまでつくりこまれていて。
何度も何度も同じ場所を行ったりきたりしても。
そのたびに新しい発見がある。
同じ場所なのに立つ場所で見え方も違う。
そんな場所です。
建物の裏はお庭が広がっていて。
カフェも併設されています。
さすがに夕闇がせまろうとする時間でしたので。
お外でお茶をしている方はいらっしゃらなかったですけれども。
地元の方らしき方々がちらほら。
カフェは日差しがいっぱい差し込んできそうな温室。
緑がいっぱいです。
私はアインシュペナーを。
(日本のウィンナーコーヒーの甘くないもの)
相方くんは紅茶を。
(こちらの紅茶はブレンドティーが一般的)
あぁ。なんだか一日が長くてとっても満ち足りた気持ち。
なごりおしくって。何度も何度も。ふりかえり。
波打つ塀に後ろ髪をひかれながら。ホテルへと戻ったのでした。
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■フンデルトヴァッサー・ハウス
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