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全米オープンテニス決着

2019-09-10 10:31:18 | テニス
先週から2週間にわたって繰り広げられていた、今年最後のグランドスラムである全米オープンがついに決着しました。

ニューヨークは時々雨が降ったようですが、メインの2つのコートに屋根がついているため何とか予定通り決着しました。テニスは自然の中でやるというのが基本ですが、やはりスケジュールの決まった大会では屋根がないと難しいようです。

さて大坂なおみの4回戦はスイスの13シードベンチッチと対戦しました。この選手は大坂と同じ年生まれで、10代から注目されていたのですが、怪我で戦列を離れ今シーズンになってやっと上位に食い込んできており、私も応援している一人です。

今まで3回対戦しており大坂の1勝2敗で、特に今シーズン2回負けていますので、苦手な選手といえるのかもしれません。

試合はいつものように出だし不調な大阪が最初のゲームをブレークされましたが、途中で追いつき5-5のタイとなりました。このままタイブレークかと思っていましたが、大坂にミスが出て5-7で1セットを取られてしまいました。

このセットはベンチッチのうまさが光る展開で、うまく大坂の動きを読み逆を突くといった取られてもやむを得なかったような気がします。

2セットに入りどうも大坂のミスが増えてきました。途中トレーナーから薬をもらったりしていましたが、どうも元気がなく4-6で取られ敗退しました。

この試合では大坂は3回自分のサービスゲームを落としましたが、そのうち2回がダブルフォルトという、大いに反省してほしい内容でした。ベンチッチは準々決勝はストレートで勝ち、決勝までと期待したのですが、準決勝でカナダの19歳アンドリスクに破れてしまいました。

決勝はこの若手のアンドリスクと元女王37歳のセレナウイリアムスとの対戦となりました。このアンドリスクは19歳とは思えない安定したショットで、元女王をストレート破り初出場、初優勝となりました。全体としても女子は世代交代が進んでいる印象を受けました。

男子は王者ジョコビッチが途中棄権し、フェデラーも首と肩の不調でフルセットの末敗れてしまいました。決勝は残った33歳ナダルと若手代表の23歳メドベージェフの戦いとなりました。

ナダルが簡単に2セットを取り楽勝かと思いましたが、ここからメドベージェフが巻き返し、2セットを取りファイナルセットまでもつれこみました。どちらが勝ってもおかしくない展開でしたが、やや力強さの勝るナダルが6-4で押し込み4回目の優勝となりました。

男子は結局いつもの3人が優勝になりましたが、こちらも世代交代は進んでいるようです。


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