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睡眠にまつわる疑問に専門家が回答

2021-02-09 10:26:14 | 自然
健康のためには食事と睡眠が重要であるというのが私の持論で、このブログでも書いています。

ただ何が重要かという点は、私もよくわからずたぶん個人差が大きいもののような気がしています。「ビジネスインサイダー」に睡眠にまつわる疑問に専門家が回答するという記事がありましたので紹介します。

まず眠らないと人はどうなってしまうのかという点ですが、眠る理由はよくわかっていないようです。それでも眠らないと死んでしまうことは確かであり、ラットの場合は2〜4週間程度の断眠ですべての個体が死に至ったという結果があります。

慢性的に睡眠時間が短いと「睡眠負債」が溜まり、将来的に肥満や糖尿病、高血圧を起こし、うつ病やガン、認知症にもなりやすいくなると考えられています。睡眠不足になると太るといわれていますが、その原因のひとつは運動不足のようです。

睡眠が不足していると昼間の活動量が減りがちとなり、肥満につながります。もうひとつの原因がホルモンの変化で、睡眠不足になると食欲を増加させるホルモンの分泌量が増え、太りやすくなると考えられています。

睡眠と健康は「Jカーブ」と呼ばれている関係にあり、短すぎても長すぎても身体に悪いといわれています。これで7時間程度が最適といわれていますが、人によって最適な睡眠時間は差があるようです。

この辺りはどうも微妙な問題のような気がします。何をもって睡眠不足というのかも定義があるのでしょうか。朝起きるのがつらいとか、昼に眠くなるということが、睡眠不足が原因ではないような気がします。

また寝すぎる状況も良くないといわれていますが、平日の睡眠時間が短い人が休日に昼まで寝ているということはよくありそうです。

このような場合、睡眠時間が長いことが悪影響を及ぼすというより、長時間睡眠によって「眠りに落ちた時刻」と「朝起きた時刻」の中間時刻(睡眠中央時刻)がずれてしまうため、時差ボケのような状態になると考えられています。

その他寝る前の飲食などにも触れていますが、睡眠というのは非常に個人差が大きいものだと感じています。そういうものに対し平均的に「こうすべき」ということはあまり意味がないような気がします。

明らかに睡眠障害といった症状が出ないのであれば、その人に合った睡眠で十分だと思っています。

現在は睡眠導入薬や睡眠薬を処方される人が増えているようですが、こういった薬に頼ることなく眠れるのであれば、入眠までの時間が長くてもすぐ眠れても、単なる個人差で深く考えることではないと思っています。

睡眠不足で昼に眠いといっている人も、本当は睡眠負債などないのかもしれません。


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