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早くても長くてもダメな睡眠の本質

2022-01-23 10:25:20 | 自然
私の信条として健康は食事と睡眠からということで、このブログでも睡眠はよく取り上げています。

私はベッドに入ると割と早く眠りにつき、7時間程度で自然に目が覚めます。その間トイレに行くこともありますが、すぐに眠れるようで睡眠には問題ないと思っています。

睡眠の専門家が睡眠についての解説記事を書いていましたが、まず睡眠についてのチェックリストを上げています。・電車に座ると居眠りをしてしまう、・昼食後に眠くなる、・コーヒーや栄誉ドリンク、ガム、タバコなどが無いとシャキッとできない、・運転中信号待ちなどで眠気に襲われることがある、・布団に入るとすぐ寝落ちしてしまう。

これに多くチェックが入る人は要注意のようです。「睡眠は質が大事」とか「良い睡眠をとろう」といった言葉をよく耳にしますが、睡眠の質や良い睡眠とは何かを説明できる人は少ないようです。

簡単にいうとぐっすり眠れるというのは「深睡眠(徐波睡眠)」が良く取れている状態のようです。睡眠には大きく分けて「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の二つがあります。

ヒトが眠りにつくとまずレム睡眠が始まり、次にノンレム睡眠が訪れ再びレム睡眠に戻るという繰り返しが約90〜120分間隔でおきます。レム睡眠は眠りに入った直後や起きる間際のうとうと眠っている状態で、「浅い睡眠」といわれます。

その間筋肉は緩み体は休息状態に入りますが、脳は活発に動いており、1日にあった出来事や学習したことを整理して、記憶という形で固定するという作業を行っています。一方ノンレム睡眠は深い睡眠で、脳を休ませ体の疲れを回復させるため脳も身体も深い休息をとっています。

ノンレム睡眠は眠りの深さによって3つのステージに分かれており、脳が一番リラックスした状態で深い眠りに入っているのがステージ3の「深睡眠」です。

最初に深睡眠がやってくるときに、傷ついた身体の細胞の修復を行う成長ホルモンの分泌がピークを迎えることも明らかになっています。深睡眠は眠りについてからの30分、および2〜4時間後に出現し、明け方に向けてレム睡眠が多くあらわれるようになります。

従って眠りの初期段階、すなわち眠りについてから4時間以内に深睡眠が十分にとることが重要となります。

睡眠に関しては午後10時から午前2時までのゴールデンタイム説が出ていますが、必ずしもこの時間帯だけでなく眠りについてからの4時間でしっかり深睡眠がとれていればよいようです。

この専門家は最初の4時間で脳と身体の疲れの80%は取れてしまうとしていますので、睡眠不足でもなんとかなるというのはこの辺りからきているのかもしれません。


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