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「ほくろ」に現われる皮膚ガンのサインとは

2022-11-03 10:34:34 | 健康・医療
私は身体の目立ったところにはほとんど「ほくろ」ありませんが、中には皮膚ガンとなってしまうほくろもあるようです。

ほくろではないのですが私の足の膝の横あたりに1センチほどの皮膚がガサガサした部分があります。触るとやや痛痒いような感じがあり、特に腫れているわけではありませんので何もしていませんが、多分もう半年ぐらいはこの状態が続いています。

皮膚ガンは見えやすい場所にあるため、他のガンと比べると比較的早期発見がしやすいといわれています。ただし皮膚ガンの中でも悪性黒色腫、メラノーマといわれる悪性のガンは、色が黒くほくろのように見えてしまうことがあります。

メラノーマは皮膚の色素であるメラニンの生産を担っているメラノサイトがガン化してしまうもので、メラニンを多量に産出し黒くなることが多くほくろのように見えるようです。

メラノーマの原因に紫外線を浴びるということがありますが、実はメラノーマの25%が足の裏にできるといわれています。日に当たることがほとんどない足の裏になぜメラノーマができるのかはよく分からないようですが、足の裏への刺激などの影響かもしれません。

このほくろとメラノーマを判断する方法として、「ABCDE」サインというチェック方法があります。

まずAはAsymmetry=非対称です。ほくろはだいたいきれいな円形をしていますが、メラノーマが疑われる場合は、つぶれたような楕円の形になっていたり、一部が飛び出している非対称になる場合があります。まずはほくろの形をチェックすることが重要です。

次のBはBorder=境目です。普通のほくろは黒い部分と肌の境目がはっきりしていますが、だんだんと肌の境界が分かりづらくなっていたらガン化の危険サインです。

CはColor=色をチェックします。ほくろの色は一般的に黒ですが、ひとつのほくろで色が薄かったり濃かったりなど混じっているとメラノーマが疑われます。もし急にほくろの色の濃淡が出てきたら、警戒した方が良いようです。

DはDiameter=直径のことです。大きなほくろがすべてメラノーマということではありませんが、直径6ミリ以上に可能性があるといわれています。

最後のチェックがEでEvolve=形状の変化です。以前は普通のほくろだったものが、だんだん大きくなったり色が変わったというような形状の変化に気を付けると良いようです。特にほくろの中心部がへこんだり爛れたりしている場合は、メラノーマの可能性があるとしています。

以上がほくろのABCDEチェックですが、メラノーマなどの皮膚ガンは決して多いガンではありませんので、ほくろがあるといって気にすることはないようです。

極たまに自分のほくろをチェックすることで、安心できるのかもしれません。


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