ごっとさんのブログ

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全豪オープンテニス 途中経過

2017-01-21 10:32:25 | テニス
前回全豪オープンテニスが始まり、1回戦の結果を書きましたが、日本人では錦織と西岡、女子の大坂なおみが1回戦突破を果たしました。

こういったグランドスラムは男女128人ずつが参加するわけですが、世界の強豪が集まっており、これを勝ち上がるには本当に実力が試される時です。残念ながら西岡は2回戦でストレート負けとなってしまいました。

大坂を応援していたのですが、2回戦はイギリスの第9シードのコンタ選手との対戦となりました。大坂は持ち味の鋭いサーブと(この時点で女子最速の194キロを出しました)強いフォアを出したのですが、残念ながらまだトップ10の選手を破るにはミスが多すぎました。

まだ19歳ですのでこれから修正していく余地はありますが、4-6.2-6のストレートで負けてしまいました。

錦織の2回戦はフランスの72位の選手でしたが、1回戦がもたつきやや心配していました。それでもこの試合は集中力も高く、錦織らしさが出てきました。こうなるとあまり突きこまれる隙もなく6-3で1セットを取りました。

2セットも先にブレークし有利に進めましたが、途中やや油断したのかブレークされ追いつかれたりしましたが、なんとかこれも6-4で取り切りました。3セット目も楽勝の形になったのですが、またもや追いつかれたりして、若干集中力が落ちていたようです。それでも6-3でとり、ストレート勝を納めました。

この2回戦では、錦織の試合の次の日に大きな波乱が起きました。今大会も優勝候補であるNo2のジョコビッチが敗れてしまったのです。この試合は5時間近い熱戦でしたが、テレビをつけたままにして時々見る程度でした。

それがファイナルセットまでもつれてきたのです。それでも最後はジョコビッチが勝つと思っていましたので、相手選手を応援していました。会場の観客も同じような感じで、相手選手のほうが応援が盛り上がっていました。ところがなんと4-6でファイナルセットを落とし、負けてしまいました。

解説によるとジョコビッチのような選手は、準々決勝以後に良い試合ができるよう体調を整えているということですが、まさかの2回戦敗退となりました。

錦織の3回戦はスロバキアの121位の選手で、予選勝ち上がりの相手でした。またこの試合からナイトセッションとなり、日本時間午後5時からとなりました。錦織はやっと安定したテニスとなり、ミスも少なく順当にポイントを重ね、6-4,6-4,6-4のストレート勝ちを納めました。このしあいもやや手を抜いたようなところは出ましたが、トップ10の貫録を見せた試合でした。

これでベスト16ですが、次の4回戦が怪我で昨年後半休んで順位を落とした、元王者フェデラー(17シード)との戦いになります。フェデラーの3回戦も見ていましたが、とても35歳とは思えない良い動きをしていました。ここからが錦織の正念場となってきますので、明日の試合を楽しみにしています。