ごっとさんのブログ

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今年は丁酉(ひのととり)年 年賀状

2017-01-02 10:43:13 | 文化
昨年も正月2日は新年らしく干支の話を書きました。

干支というのは10干と12支が組み合わさったもので、この詳細については昨年書きましたので、今回は「酉年」の話にします。この12支は当然中国から入ったもので、その漢字の読みから動物を当てはめたようです。ですから酉年というとすぐに鶏を思い浮かべ、動物が先のような気がしましたが当然漢字が先になっているわけです。

但しこの12種の動物は、神様に挨拶に行った動物の順番であり、猿と犬は仲が悪いので、間に鶏が入って10番目になったという話もあるようです。12支は年号だけでなく非常に多くのところに使われ、時刻を表したり、方位を表しています。

おとぎ話の「桃太郎」も仲間の猿、雉、犬はそれぞれ申酉戌で方位を表し、鬼門に対峙するする方向として鬼退治の象徴となったという説もあります。

酉の漢字の由来は、「果実が極限まで熟した状態・酒熟して気の漏れる状態」というもののようです。また鳥のつく年は商売繁盛につながると考えられ、酉(とり)は「取り込む」となり運気もお客も取り込めるというものです。酉の由来から物事が頂点まで極まるのが酉年とされています。年賀状以外にこの酉を使うのに、11月の酉の市があり、商売繁盛を祝うお祭りのような側面もあるようです。

また酉年生まれの人は次のような特徴があると言われています。直観力が鋭い・決断に迷いがない・抜群の行動力・面倒見が良い・社交性が高い・諦めが速い・プライドが高い・やや神経質というのですが、単なるニワトリのイメージかもしれません。

元日はゆっくり起きて、お屠蘇代わりの日本酒をちびちび飲みながら年賀状を見ていました。その中に2通赤ちゃんの写真入りの嬉しい年賀状がありました。一人は私の研究仲間で、一昨年結婚式に出たことをこのブログにも書きましたが、ついに父親になりました。

もう一通も研究所の職場は違ったのですが、楽しい女性からでした。彼女は話題も豊富で話も面白く、時間があるときは彼女の研究室に行って雑談をしたりしていました。そんな明るく楽しい女性でしたが、実は膠原病というアレルギー疾患を抱えており、症状には波があるようですが悪い時は本当に大変そうでした。

彼女がアラフォーとなった時に、同じ職場の男性からプロポーズされ、私とほぼ同じ時期に退職しました。一昨年の年賀状は結婚報告の写真で、これも喜んだのですが、今年は何と赤ちゃんの写真入りでした。年齢や病気を乗り越えて出産したというのは、本当にすごいことで、赤ちゃんができると体質が変わると言いますので、病気も治まってくれることを祈っています。

新年早々本当に縁起の良い話となりました。