7月25日(水)
前日、新潟県長岡市から新幹線を乗り継いで、一気に愛知県名古屋市まで来ました
名古屋は昨日から最高気温35度を記録し全国ニュースにもなっており
寒冷地仕様の身体には想像を絶する暑さです
岡崎市は愛知県の旧三河国のほぼ中央に位置する市で、名古屋からはJRで40分弱といったところ
全国的には「八丁味噌」の産地として知られるほか、徳川家康の生地「岡崎城」もあり
豊田市とともに西三河を代表する都市で、人口は38万人の中核市に指定されています
そんな岡崎市は平成20年8月のゲリラ豪雨被害時に、情報伝達の不足不備が指摘されたことと
過去にも台風による数度にわたる風水害や、東南海地震の脅威などもあり
防災強化策として「防災ラジオの整備」「総合監視システムの導入」「デジタル防災行政無線整備」
「関係機関ホットラインの設置」「携帯電話災害情報発信」などの取り組みを開始したそうです
市役所は外から耐震強化がされていました
こんな風にやるんですね
岡崎市役所は東庁舎と道路を挟んで西庁舎、福祉会館からなり
3階にある連絡通路で結ばれています
僕らが訪れたのは7階建ての東庁舎で一階には防災展示コーナーがありました
視察団を迎えてくれたのはスクリーンの防災キャラクター
わざわざこんな風に用意してくれていたのです
岡崎市では初年度は「FMおかざき」だけが出来る1波ラジオを導入し
次年度からAM/FM複数波ラジオに切替しました
前述した平成20年のゲリラ豪雨の被災世帯、防犯関係、福祉施設、病院、幼保育園などのほか
市民にも有償配布(2ヶ年は助成あり)したそうです
市役所には本部統制卓と固定電話があり、そこからFM岡崎の電波に割り込むのですが
訓練でもしっかりと市役所職員が放送しているのが素晴らしいと思いました
この他、防災マップ、携帯エリアメール推進、独自防災メール登録配信、テレビ、
パソコン、警報装置、広報車など総合して補完しあい総合的な防災システムを構築しています
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