漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2020.4.5 負のスパイラルへ突入か。 茨城県鹿嶋港

2020-04-06 06:48:13 | 海釣り

今日は4月4日って何の日や?と訊かれて、

「ニューハーフの節句です。」と答えた私。

もう30年以上も昔のことですが、今はふてぶてしい私も、

昔は初々しいサラリーマンでした。若くて体型も細かった。

4月1日に入社して、新人研修3日目の途中で、教官が私に突然

指を差して問うた質問でした。

とっさの質問に間髪入れずに答えた私。

今でも、我ながら、なかなか良く出来た答えだったと覚えています。

 

 さてと、3日に大津港で南からの強風に叩きのめされて、

為すすべもなく撤退した私ですが、翌4日は天気もいいし、時間もあるし、

エサもあるし・・・こりゃ連荘で出撃するしかないでしょう。

久々に鹿嶋へ行ってみましょうか。暫く行ってないし・・・。

板橋区の自宅から鹿嶋港までの距離は約130kmであり、小名浜港や

大津港と比べると、はるかに近いのですが、何故か足が遠のくのは、

首都高速の真ん中を通らねばならないのが敬遠の理由でしょうか。

しかし、不要不急の外出を控えるよう御上からのお達しが出されている今は、

首都高速も空いているのでは・・・?

5日AM11:30 自宅を出発。

 

そのとおりでした。土曜日の昼どき、首都高速はスイスイ進めました。

 

 

 

東関道もスイスイ進んで、利根川の流れる潮来の景色が見えてきました。

 

おお、懐かしい、鹿嶋港の煙突。

 

ポートラジオから突堤へ出ようとすると、堤防工事で通路が制限されてました。

やだな。軽タックルなら気にしないけど、投げ釣りの重装備だから悩みます。

 

 

うわっ、オレのデカいキャリーカートが使えんじゃないか。

仕方なく、車から突堤の付け根まで、重たい荷物を手で運んで・・・

これだけで筋肉痛です。汗ダラダラです。

 

 

堤防の先端に近いところに陣地を作って、4本の竿を並べました。

エサは前日使用した残りのイカイソメと塩イソメ、

それと到着前に1000円分だけ購入した元気なアオイソメ。

 

イカイソメは熟成されて、桃屋のイカの塩辛みたいになってます。笑。

 

 

 

ここでも南風が猛威をふるっておりました。

強風を背に受けて、追い風になるように狭い水路へ向けて投げ込みました。

PM2:00 スタート。

うーん、ええ景色やわ。工場と自然が見事に調和している・・・来て良かった。

なんて思いながら、のほほんとしたいところですが、

投げ込んでいっぷくする間もなく、憎たらしいタグボートがやってきました。

 

 

近投だし、だいじょうぶだあ・・・なんて言っていたら、

いちぱん右に投げた竿がガガガガガァー・・・プチンッ 道糸を切られました。

トホホです。出鼻をくじかれました。

人生こんなもんです。

昨日がダメなら今日もダメ。

昨年優勝できなかったから今年もできない・・・ ← これは阪神タイガース。

 

うーん、なんかやり難いなあ。場所を変えようかな。

他の投げ師たち皆さんは南風に立ち向かって投げ込んでらっしゃる・・・

しかも今朝から3枚も釣られた敏腕アングラーもおられる・・・

だけど、この狭い水路のほうが水深があって、潮がよく動くし、

ヨレができやすい。

オレはあまのじゃくなんだろうなあ。←だから痛い目に会うことも多い。

 

今日は帰るまでこちら側に投げ込むことにしました。

そして何も起こらず夕刻になりました。

相変わらず背後からの強風は収まりません。

さらに悪いことに、どんどん潮が引いて、

ちょうど夕刻のチャンスタイムが干潮になってしまいました。

近投での、足元シモリだらけで、根掛かりが多発し始めました。

 

コンディションが悪過ぎです。

ここは暗くなってから、プレジャーボートが目の前を通ることがあるので、

事故を避けるために、場所を突堤の中程に移動しました。

まあ、夕刻まで何もアタラズ、何も掛からず、この場所に未練はございません。

エサ取りすら居ません。少しも齧られることもなく、そのまんま戻ってきました。

場所を移動して、心機一転で夜釣りに突入しましょう。

 

 

さあ、投げ直しましょう。

ここなら遠くまで飛ばせるし、根掛かりも少ないです。

 

暗くなってからではカレイは望み薄ですが、

代わってアナゴやアイナメが狙えます。

ここからは4本の竿のうち1本だけ元気なアオイソメを付けました。

 

PM6:30  チョンチョンと竿先を震わすこの日初めてのアタリが出ました。

よーく我慢して待って・・・

1分ほど待ってから竿を持って大きく空アワセしたら、ゴゴンと重たい感触。

よっしゃー、竿を曲げてリールをゴリゴリ巻いて寄せてきました。・・・が、

ん? 意外と手応えが無いな。

30cmほどの小ぶりなアナゴちゃんでした。

しかもショックなことに、1000円だけ買った生のアオイソメに食らいついていました。

 

あとから思うと、このアナゴはリリースすべきだったのに、

絡まった仕掛けをほどくのに、イライラしてアナゴを押さえつけて、

延髄をカットしてしまったので、持ち帰ることに。

 

このあとも強風の中で粘って、潮が満ち潮へ変わり始めたPM10:00まで

続けましたが、何もアタラず。

ココロが折れて撤収しました。

 

だーれも走ってない東関道を疾走。

 

来週も在宅ワークになりますが、出撃する気分になれるかなあ?


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