漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2022.12.25 ここには主役カレイはおらんのか?でも嬉しい記録更新!! 福島県久ノ浜

2022-12-25 21:59:05 | 海釣り

2022年のクリスマスは耐久レースになってしまいました。

出撃先は福島県の久ノ浜漁港です。

最近は石川県の方向へ出撃していましたが、日本海側は連日の大雪で、

関越道や上信越道は至るところで通行止めになっていて、並走する国道8号や

17号さえも通行止めになって、いくら冬タイヤを装備していても、

渋滞で閉じ込められてしまう危険性があります。

そのため今回は深谷市から遠い太平洋側へ出撃しました。

もちろん今回もカレイを狙っての出撃でしたが、主役の姿は見られず、

結果は外道たちの総出演になってしまいました。

 

 23日金曜日の夜に飲み過ぎたのか? 24日の朝はカラダがだるくて熱っぽくて

昼まで起きられませんでした。

ひょっとしてコロナに感染したのか?と不安なり、常備している抗体検査で

確認するも、幸いにして陰性でした。

 

 

昼過ぎに深谷市の自宅を出発して、北関東道の太田桐生ICから乗り込みました。

友部JCから常磐道を北上して、北茨城ICで降りて、あとは国道6号を北上しました。

途中、釣り侍さんでアオイソメ400g購入して、久ノ浜漁港に到着したのはPM16:40。

すでに周囲は薄暗く、最初から夜釣りブッ込みの展開です。

 

 

久ノ浜漁港は深谷の自宅から254km。

 

 

久ノ浜漁港の北側に陣地を構えて、いつもの車横付け投げ竿4本のスタイルで

ブッ込みでスタートしました。

天候は穏やかで、空には満天の星空が拡がってました。縦に大きく北斗七星が

上ってきました。

 

24日PM18:20 

エサを付け替えるために仕掛けを回収。さっそく20㎝程度のドンコ君の登場。

2011年の震災以前は何処へ投げ込んでもコイツばかり掛かってきたのに、

最近はなかなかお目にかかれないドンコ君。

太平洋側の夜の常連さん、お久しぶりです。リリース。

 

 

この日は新月の大潮で、PM23:00が干潮のピークで、大きく潮が引いてしまい、

釣りになりません。

満ちてくるまで何もアタリは出ませんでした。

しかし仕掛けを回収すると、アオイソメは奇麗に無くなり、素針で戻ってきました。

浅くなった海底で何かがエサを齧っているようです。

その後も1時間毎に仕掛けを回収して、エサを付け替えて打ち込み直しましたが、

アタリは無いのに素針で戻ってきました。

 

無風でしたが、とにかく夜は寒いです。クルマはアイドリングしなければ

凍え死にそうです。焼酎飲んで、星空を見て、ラジオNHK第一放送を聴いて、

イブの夜に人気のない岸壁で独り黙々とエサを打ち込んでました。

孤独を楽しんで、趣味を楽しむ・・・

うーん、とってもノスタルジックですねえ。←バカ。

 

日付が変わって、だいぶ潮が満ちてきて、そろそろアタリが出てもいいのに・・・

と思っていると、

AM3:35 いちばん左に投げ込んだ竿先にコツンと叩くようなアタリ。

20㎝ほどのドンコ君が掛かってきました。こいつもリリース。

 

 

とほほ。一晩かけて小さなドンコ2匹だけとは寂しいもんです。

 

AM4:45 

一番右に投げ込んでいた竿に竿先を引きずり込むような大きなアタリ。

この日、最もアタリらしいアタリがでました。

竿を持って、えいっ、と空アワセを入れると、ズッシリとした手応えでした。

重量感を感じながら、リールをグリグリとゴリ巻きして寄せると、案外すぐに

水面に浮上。

これにはガッカリ。

 

50㎝ほどのアナゴ君でした。冷たい岸壁の上に抜き上げると、うねりながら

グルグル回転して、仕掛けをぐちゃぐちゃにしてくれましたので、

タオルを被せて、ナイフで延髄をサクッ、とカット。ご臨終です。

 

 

毎年、正月に関西の実家に帰省すると、母親が作る茶碗蒸しの中に、近所のスーパーで

買った焼きアナゴの欠片が入るのですが、最近はなかなか入手できないらしいので、

コイツを茶碗蒸し具材用にキープしました。

 

そろそろ夜明けです。カレイ専用の仕掛けに取り換えるために4本とも回収しますと、

ほっそいお星様の登場。

リールを巻き始める最初だけ喜ばせやがって。

ほんと貧相なヒトデ野郎だぜ。

 

 

 

 

 

おはようございます。クリスマスに神様からのプレゼントが欲しいですねぇ。

頑張りましょ。

 

 

この場所は初めて竿を出しましたが、クルマを横付けできて、

背後を崖に守られて、強風をさえぎってくれて、居心地は満点。

しかも漁船も通らないし、広く静かな漁港内へ全力で投げ込めます・・・

ほんと理想的な場所なのですが、・・・

しかし、

残念ながら水深が無い・・・浅い・・・

これはカレイ狙いにとってネックです。

最初に投げ込んだ時から、カレイはあまり期待できないと感じました。

が、

贅沢は言えません。4本の竿を出せるだけ幸せです。

 

 

皆さん、エサをかすめ取る犯人はコイツでした。

太平洋側にはコイツが居たのでした。

ガシッと空アワセ入れたので、ハサミだけ千切れたようです。

 

 

判りますか?

 

この後に・・・全貌を示す、身柄確保。

そうか、この場所はガレージだらけなんだ。←寿司職人用語のシャコの意味。

 

 

 

 

AM7:45 

真正面に投げ込んだ竿に、心が晴れるような、竿先を大きく叩く、

スカッとするアタリが出ました。

リールを巻くと、手応えはそれほど重くないですが、

寄せてきて、納得。

大きなハゼ君でした。

 

 

 

測定すると22cmありました。

迷わずキープ。

後で腹を割ると抱卵してました。

 

 

AM8:00

さらに21cmの2匹目を追加しました。キープ。 ←こいつも抱卵してました。

 

 

 

 

 

 

天気は良いのに、後が続きません。

 

陽が上ってからは、

夜間と違うヒトデたち。

 

 

足元のルアー竿には、アイナメ恭子ちゃんの新子かな? リリース。

 

 

 

おっ、忘れてたよ。今回初めてグーフー君の登場です。

 

 

脇役が勢揃いやな。

 

脇役たちの登場にもめげずに、頑張って、エサを打ち返しますが、

ハゼ君の他にスカッとした気持ち良いアタリは出ません。

キープしているのは、ここまで夜釣りのアナゴ君と、朝方のハゼ君2匹のみ。

昼イチのチャンスタイムも音沙汰無し、不発に終わりました。

 

PM15:30 

帰りの渋滞のことを考えると、そろそろ終了かな?・・・と思い、

左から順番に竿を片付け始めました。

エサのアオイソメは、持参した塩イソメと併用して使っていたので、まだ

半分ほど残ってましたが、もう終わりです。

 

最後のいちばん右の竿を持って、巻き始めると・・・グッー、

えっ? けっこう重たいです。

ん? またヒトデ野郎か? 

それとも最後の正直でカレイの登場か? 

ここでカレイが来たら劇的サヨナラホームランなのに。

 

リールを慎重に巻いて寄せてきて、

うーん、カレイじゃないな。←ガッカリ。いつもの阪神ファンみたい。

セイゴ君か?

まあセイゴでもええか。

・・・

・・・

・・・

えっ、?

ハゼ君やわ。

えっ?

で、

デカいなコイツ!!

こりゃ測定せなあかんわ。

メジャー、

 

 

 

 

うわっ、コイツ 25センチもあるで。ウソやろ?

オレの過去新記録やわ。

こ、こんなところで新記録かよ。

えー、じゃあ、福井の久々子湖、茨城の涸沼、千葉の夷隅川、石川の富来川・・・

これらの過去の努力はなんだったのだろうか?

この1匹が全てを塗り替えよったがな。

 

 

 

今回のキープしたもの。

 

 

アナゴ 1匹 50cm

ハゼ  3匹 25.0cm 22.0cm 21.0cm

シャコ 2匹

 

追伸 シャコ専用で狙うなら良い場所かもしれません。



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