漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2022.12.10 本当は気が乗らなかったが・・・ 石川県能登半島西海漁港

2022-12-11 20:07:55 | 海釣り

結果的には先週に引き続いて今週も能登半島まで出撃し、

しかも良い結果に恵まれてしまいました。

結果的には・・・と言うのは、じつは今週末10.11日は天候が良くないらしく、

せっかく出撃しても、竿を出せるかどうか判らなかったため、

最初は出撃するつもりはありませんでした。

でも近場ならどうなのか? 深谷の自宅からだと決して近くはないのですが、

直江津港の一部でカレイを狙えそうな場所を発見しました。そこの調査なら

竿を出してみてもよいかな?と思い、金曜日のPM20:00自宅を出発して、

直江津港を目指しました。

ETC深夜割引になる深夜AM0:00過ぎに。上信越道の信濃町ICから降りて、

並行する国道18号線に沿って上越市内まで直進し、直江津港に進みました。

現地に行ってみると・・・まず至る処に釣り禁止の看板が立てられ、

空き地であるはずの埠頭に、サルべージ船が停泊し、

多くの工事資材が敷地に並べられ、さらにプレハブ飯場が設営されていて、

とてもじゃないが気持ち良く竿を振れる場所ではないと感じました。

それでも車を乗り入れることが出来そうな場所も有り、そこにはこんな深夜

から場所取りするために、地元常連釣り師たちの車が等間隔で駐車していました。

この場所から竿を出して水深がどれくらいなのか?海底はどうなっているのか?

海底の生物はどんなものが居るのか?・・・いろいろ調べたかったのですが、

今回は駐車できる場所も見つからなかったので、何もできず退散しました。

 

時計を見るとAM1:45 。このまま帰ってもよかったのですが、時間もあるし、

ダメもとで、遠い石川県能登半島の西海漁港を目指すことにしました。

途中、先週購入した釣りエサ自販機に立ち寄って、アオイソメ6パックを購入。

AM5:50現地に到着しました。

正面になる西の空の暗闇には、まだ満月が輝いておりました。

 

 

 

網干し場に陣地を構えて、

港内へ向けて、投げ竿4本、さらに足元にルアー竿2本、暗いうちに準備。

そして明るくなってきたAM7:00スタート。

 

 

背後から朝日が射してきました。

 

 

 

土曜日ですが、AM8:00には地元漁協の仕事は行われており、

高く積まれた網の積み替え作業の邪魔にならないか?

毎回、気を遣う時間です。

 

 

夜明けとともに最初にゲットしたのは足元のルアー竿にきたベラ君。

このベラ以降のアタリは全てデカいフグばかりでした。

 

 

ここのフグはクサフグは少なく、ショウサイフグ?コモンフグ?アカメフグ?

↓↓この柄のデカいヤツばかりでした。

朝イチから4本の投げ竿も派手にビンビン揺らしてフグが釣れてきました。

 

 

 

写真の、上がショウサイ? 下がクサフグ。ここではなぜか少ないクサフグ。

 

オレの足よりデカい ↓ ↓

 

 

すぐにリリースしないでバケツに入れて捕虜にしていたら、すぐに満杯になりました。

 

カレイ仕掛けに付けたエサをコイツにかすめ盗られると、ほんま腹が立ちますわ。

毎回思いますが、もしコイツが無毒で喰えたなら、釣り人は毎回大漁で帰れるのに。

 

午前中は天気予報に反して風も無く、穏やかな快晴でした。

 

 

アタリは頻繁に出ましたが、フグしか掛かってこないので、集中力が途切れて、

クルマのなかでいっぷくしているうちに、ウトウト居眠りしてしまいました。

昼を過ぎて、

PM12:35  

4本の投げ竿のうち最も手前の赤い竿の竿先がビンビンと揺れました。

どうせまたフグだろうと、クルマの中から見過ごしておりますと・・・

竿先の揺れがどんどん大きくなって、

ゴンゴンと力強く引き込むアタリに変化して、

とうとう竿が引っ張り込まれそうになったので、

慌てて車から飛び出して竿を掴みました。

空アワセを入れて竿を立てると、ズシッとかなりの手応え。

BX-Tの竿が満月のように曲がりました。

慎重にリールを巻き取りますが、なかなか浮いてきません。

足元まで寄せてくると、オモリの後ろに茶色いものが見えました。

カレイ確定です。仕掛けに付けているヨリトリゴムを信頼して、

よっこいしょ、岸壁の上へ抜き上げました。

 

腹側は黒いシミだらけ、しかも居付きなのか?汚れていますがマコちゃんです。

コイツかなり幅広く、しかも分厚い。貫禄十分。

メジャーを当てると・・・惜しい39cm。メスのマコガレイでした。

ここまで来た甲斐がありました。

 

コイツを抜き上げたときは空は穏やかに晴れていたのに、

メジャーをあてて、デジカメを構えた瞬間、突然猛烈な勢いで、頭上から

シャワーのような雨が降り注いできました。日本海特有のしぐれ雨です。

背中びしょ濡れになりましたが、ぜんぜん気になりません。

カレイを釣った嬉しさと興奮状態で、思わず"雨に唄えば"です。

 

 

 

 

その後はまたフグのアタリばかりになり、今日はこの1匹だけかな?と思っていると、

 

 

PM15:30 

右から2本目のグレーの竿先が小さくコツコツと揺れました。

見過ごしてしばらく放置。その後もずっとコツコツあたり続けて、

道糸が少し弛んで風に流されました。

ん?・・・これはカレイかな?・・・

竿を掴んでリールを巻き取ると・・・

何か付いてる・・・何かしらの手応え。

グリグリと無理やりリールを巻いて寄せてくると、

オモリの後ろに27cmのマコガレイが付いてきました。

 

 

奇麗な魚体です。

ガッツリ針を飲み込んでいたので、リリースせずに持ち帰りました。

 

 

 

このあと日没のPM17:00まで粘りましたが、夕まずめのチャンスも無く、

撤収しました。

 

ずっと捕虜にしていたフグたちをリリース。

 

 

終了後は、ひとまず秘密のアジトへ向い、ゲットした2匹のカレイ・・・

大(39cm) 小(27cm)・・・の下処理を済ませて、風呂、夕飯、就寝しました。



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