漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2020.5.30 初物ばかりで楽しい釣り場 朝霞市荒川秋ヶ瀬橋

2020-05-31 07:42:11 | 淡水釣り

皆さん、如何お過ごしでしょうか?

私は緊急事態宣言の出されている期間は在宅ワークしていたのですが、

宣言が解除された後は、勤務先会社の雇用調整助成金目的のために、

ずっと休業しております。

なので、この一週間のあいだ、釣り三昧でございます。

土曜日の夕方も出撃しました。

以前からちょくちょく調査のために訪れていた荒川の朝霞堰堤の周辺です。

じつは最近、新潟県奥只見湖へ遠征する前の日に、

私は荒川の河川敷まで来て、汗だくになって、ドバミミズを捕集しておりました。

そのときは、巨大タキタロウに食わせてやろうと思って、わざわざ新潟まで

持って行ったのですが、ドバミミズの出番無く、そのまま車のトランクの中で

放置されておりました。

このまま放っておいたらドバミミズは死んで腐ってしまうので、

急遽、荒川で夜釣りをすることにしました。

 

 

PM5:30 秋ヶ瀬橋と朝霞堰堤の間に位置するポイントへやってきました。

 

 

 

 

昨年のことですが、このポイントで、残った青イソメを付けて、ブッ込み釣りをして、

多数のチーバスとアメリカナマズ(キャット)が釣れました。

今回も同じ場所でブッ込んでみたいと思いましたが、着いてみると、

草ボーボーでした。

水面から少し高台になっていて、ここから遠投し易い場所なんですが、

長く伸びた草が邪魔しておりました。

 

しょうがないので、剪定バサミで草を刈っていますと、・・・

 

 

 

ガサガサ、草をかきわける音が・・・

私の立ち位置よりも、下のほうから、へら釣り師が上ってこられたので、

ビックリしましたが、お互い「ご苦労様です。」と挨拶を交わしました。

私はもっと水面に近い処の様子をみて、そちらのほうが良さそうだったので、

草を刈っていた場所よりも下に陣地を構えました。

 

 

 

 

 

コンクリートの斜め斜面に、数か所ベンチが設けてありました。

ぱっと見、楽チンなように見えますが、斜面は足に負担がかかって疲れるのです。

しかも三脚を固定するのにも苦労します。

竿を振るのにもバックヤードが狭くてやり難いです。

とか、なんとか言っても、ここでやることにしました。

ドバミミズを付けて、2本の竿を前方へドボン。

PM6:30 釣りスタート。

 

 

 

まあ、ベンチに腰かけているあいだは楽チンなので、ここでやってみますが、

暗くなったら、足元に十分注意しなくては・・・。

ベンチに座りながら、2本の竿を見下ろして注視しておりました。

 

すぐに川の真ん中ほどに投げ込んだ左の竿先が、微妙に数ミリ動いているように見えました。

右の竿はじっとしているのに、左だけ動いているのは、やはり怪しいです。

左の竿を手に持って、大きくしゃくると、けっこうな糸フケが出ていたので、

巻き取ってゆきますと、ズドーンと重い感触が伝わってきました。

ただ重たいだけで抵抗はありません。

なんやろか?と思いながら巻いて寄せてくると・・・

 

なんですか? これ!!

↑↑ 亀だとは判るのですが、いったい何カメ?

外来のカメだろ?

こんなの初めて見ました。

あとで調べてみたら、ミシシッピアカミミガメでした。

さすがにコイツは食えんやろ!!

 

なんとなくやる気も、集中力もないまま時間が過ぎて・・・

 

PM7:30  またしても左の竿先がビンッ、ビンッ、明確なアタリが出ました。

竿を持って、大きくしゃくると、ズドーンとした手応えに、

さらに強烈なトルクフルな引きです。

最初は一瞬「鯉かな?」と思いましたが、一方で「もしかしたら、ナマズか?」

と思いながら、強烈な引きに耐えて寄せてくると、・・・

ヘッドライトに照らされて浮かびあがったのは、昨年見たアイツ、

これまたデカい50cmほどの、丸々太ったアメリカナマズでした。

コイツはこのまえ、テレビ番組「鉄腕ダッシュ」トキオの皆さん食ってましたけど、

私にはコイツに包丁を入れるのは無理です。

 

うーん、どいつもコイツも海外輸入品ばかりで、つまらんのう。

国産の魚種はいったい何処におるんや?

 

ますますやる気が無くなってきましたが、ミミズがまだたくさん残ってるし、

そよ風が気持ち良かったので、釣りを続けていると・・・

 

PM7:40 右側の竿先がチョンチョンチョンチョンと揺れだしたので、

竿を手に持って、リールを少し巻いて、訊いてみると、

それほど重くないのですが、何かが抵抗している様子。

竿を立ててリールを巻き取って近くまで寄せてくると、

急に横走りしてギュンギュン引き込みだしました。

ん?なんだ? 今までのサカナと違うなあ。

 

釣れたのは62cmのよく肥えたウナギ君でした。

国産天然ウナギでした。

天然のウナギは黄色いのです。

 

その後、アタリは出るものの掛からずで、次第にアタリも減ってきたので、

PM8:30 終了。

 

ウナギ君は大切に持ち帰って、自宅の浴槽に泳がせていたのですが、

出血が止まらず、8時間後に死にそうになったので、急いで解体作業に入りました。

 

 

 

 

今年になって新調した檜のまな板に載せて、関東背開きにしました。

いちど蒸してから、タレを付けながら焼きました。

 

 

どーん!  うな丼にして美味しく戴きました。

 


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